鼻毛が見えているヤツは、だいたい全部ダメ
豆乳を飲みまくっていたら、足の指の毛が薄くなった
気がしている無能です。
イソフラボンが女性ホルモンに似た役割を果たすそうで、女体化した無能を見れる日も近いでしょう。
片乳7,800円で販売します。先着2名!
凡人面接戦略
~「学生時代に頑張ったことは?」に答えられない就活を複数内定で終わらせるために~
11月12日発売決定(株式会社KADOKAWA)

写真右
前作の凡人内定戦略の売れ行きがお陰様で好調で、続編を出版するにいたりました。
お手にとってくださり、また応援していただいた方々への感謝の念が、お風呂に入っているときも、SUICAに現金をチャージしているときも、絶えません。
今作は、凡人内定戦略を、面接に特化させたものです。
前作の内容を踏まえ、おさらいしつつ書いてあるため、前作を読んだ方も読んでいない方も、
前作と同様に笑いつつ、内定を獲得するための術や考え方を手にしていただけるはずです。
(
そこで、今回は凡人面接戦略に記載した内容を一部、抜粋してお送りします。
どうぞ。
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僕が大学に入学したてのときは、それはそれは田舎臭い、
ともすれば中学生とも見紛うような格好をしていました。
これは僕の高校生活にはオシャレをするという文化がなかったからなのですが、
それと同じように眉毛を切るという文化もありませんでした。
数少ない友人が僕に言います。
「ていうかお前、眉毛切ったほうがいいよ」
僕は彼が何を言いたいのかわかりませんでした。
しかし、友人はことあるごとに言います。
「あー、だりィな。カフェ行こうぜ。ていうかお前眉毛切ったほうがいいよ」
「前の講義のレジュメ貸してくんない?ていうかお前眉毛切ったほうがいいよ」
「マジ凹んでるわ。昨日、彼女にフラれた。ていうかお前眉毛切ったほうがいいよ」
彼は事あるごとに僕の眉毛の長さを指摘することを1年続けました。
ある日、ひょんなことから僕は大学2回生デビューを果たし、
それまでの鼻まであった前髪をがっつりと切り落とし、勢い余ってモヒカンにしました。
そのとき、ついでにと、美容院の人が眉毛も切ってくれたのです。
そして気づいたのです。
切っている眉毛の量が半端ではないことに。
女子のちょっとした前髪カットくらいはあったのではないでしょうか。
僕はそのときから自分で眉毛を整えることを学び、適度な長さを保っています。
僕のカットしたあとの眉毛を見て、彼は
「やっと眉毛切ったんだな。そっちのほうがいいよ」
と褒めてくれました。
突然、わけのわからない話を始めたと思っているかもしれませんが、
このお話からアナタに知ってほしいことは
本人が自覚できない不利性は修正ができねェ
ということです。
もしあの時、友人が執拗なまでに指摘してくれていなければ、どうなっていたでしょうか。
きっと今頃、僕の眉毛は優に30センチを超えていたでしょう。
UMA(未確認生命体)として認定され、チュパカブラやツチノコと肩を並べていた可能性も否めません。
毛という繋がりで、鼻毛の話をします。
これまで僕が過去に数多くの就活生の相談に乗ってきましたが、
内定が出ずに嘆いている就活生は、バカにできない割合で鼻毛が出ています。
鼻毛の扱いは本当にデリケートで、
ただでさえ面と向かって「……鼻毛、出てはりまっせ」と言うだけでも心苦しいのに、
就活相談であれば、その事実を掘り下げて、如何に鼻毛が出ていることが内定を遠ざけているかを説明しなければなりません。
言われているほうからしたら地獄以外の何物でもありません。
――結果、僕はその現実から目を背け、あろうことか相手の鼻毛を華麗にスルーするという大罪を重ねてきました。
ここにその説明を書き残すことで、贖罪とさせてください。
そもそもこの鼻毛が出ている人が友達であれば「俺、オープンにしていくスタイルだから」と言われたら「お、おう」と言って済ますこともできるでしょう。
しかし、面接官からしてみれば、当然こんな反応になります。
「おいおいおいおい!人生かかっとるんちゃうんかい!もっと改まってこんかいや!」
仮に入社できたとしても、取引先にもオープンスタイルで挑んでもらっては困るわけです。
そんな社員は会社にとってはリスク要因になりますから、よほどおもしろいなどの人でなければ通過させません。
これを読んで、アナタは鼻毛が出ているかどうかを確認したかもしれませんが、それだけでは足りません。
自覚しにくいからこそ問題なのですから、
鼻毛以外も自分が面接の場に行くにあたって不適切な状態ではないか確認してください。
以下、気をつけるべき点を列挙します。
・ヒゲの剃り残し
・無駄にロン毛
・口が臭い
・肩にフケが積もってる(←説明会でよく見かける)
・スーツやシャツがくたびれている
・ストッキングから剃り残したスネ毛がプールの帽子みたいにはみ出ている ETC……
面接にぽんぽん通過している人のなかに、これらの悪い特徴にあてはまる人はほぼいません。
見た目に注意することが習慣化していることの賜物でしょう。
いたとしたら、他の部分で圧倒的なスペックを持っている人です。
気付くための努力をしてください。
格好に気を使っている友人がいるのなら、その人に率直に相談してもいいでしょう。
ただし、オシャレになれ、と言っているわけではありません。
僕なんかがオシャレについて語りだしたらツイッターが炎上すること必至です。
できるだけ本来の自分の個性を生かした姿で臨むことも大切ですが、個性云々を語る前に必要なことがあります。
面接なんて30分そこそこしか時間がなく、面接官が受け取れる情報なんて限られているのですから、
そういった見た目の第一印象の比重は相対的に大きくなってしまいます。
正当な評価を受けるためには、最低限の準備は必要です。
こんなものは就活の制度うんぬんの話ではなく、人としての性ですから、対策をしない手はありません。
~続く~
このお話は「落ちる凡人学生の特徴20」という章のなかにある1つです。
落ちやすい人物像や、落ちる方法論を20個、解説とともに並べ立てました。
凡人にまず必要なのは、受かるための方法ではありません。
落ちにくくなるための方法です。
圧倒的に落選する可能性が高い凡人学生は、そこからスタートして、徐々にレベルを上げていきます。
凡人面接戦略は、そんな足元から固めていける内容に仕上げることができました。
就活前、就活中、就活後、どなたも、楽しみにしていただければ幸いです。
ではでは、無能でした。