学歴差別というくせに自分の学歴について喋れない。
友人の結婚式の2次会ですらコミュ障を爆発させてしまいました。
無能です。
かなり仲良かった人でないと。高校の同級生とすら会話に支障をきたしてきています。
要治療です。
友人、結婚おめでとう。
「凡人面接攻略」の発売予定を11月に控え、原稿をちゃくちゃくと準備しています。
なかなか素敵な本に仕上がりそうです。
そこで今回は文章量の関係で削除せざるを得なかったぶんを掲載しようと思います。
就活においては俗説や都市伝説のようなものがたくさんあり、
そこでよく取り上げられることに「学歴」があります。
この学歴は主に大学名をさしますが、
「学部」
についても言及されることがよくあります。
それは
法学部・経済学部 → 有利
文学部 → 不利
などです。
これらを真に受けて
「うち文学部やからマジ不利ー、出版社かマスコミしかいけないかもー」
なんて言っている人が就活の初期には多いです。
(マスコミと出版社がどれだけ難しいかを、拳に込めて伝えたいですね)
また、最近ではカタカナを使ったり、漢字を4つ並べた造語(○○創造学部とか)といった謎名称の学部も増えています。
いろんな要因がありますが、それらも不利だと言われています。
そんな人達に言いたいことは
お前が説明できないだけなのに、学部が不利とか言うんじゃねェ
ということです。
ハッキリ言いますが、学部によって有利不利が発生することなんて、この時代には有り得ません。
文系が理系採用に挑むなら不利というかほぼ100%不可能ですし、理系では学部の限定があります。
それくらいのレベルでなければ有利不利は、少なくとも「全般的にそうなる」とは言えません。
会社員の多くが大学を出ているでしょうが、彼らが一番よく分かっています。
大学の勉強なんか、よほど専門部分で関わりがなければ、
仕事には役立たないと。
もしくはわざわざ大学時代に勉強しなくても、
会社に入ってから仕事に役だつ勉強を要点絞ってやってくれれば、
それで全く問題ない
と。
アナタの大学時代の勉強に、興味を持つことはあっても、これっぽっちも期待はしていません(主に文系ですが)。
たまに質問されることもありますし、自己PRで使って評価される場合もあるでしょうが、
アナタの勉強内容自体を評価しているわけではなく、努力や着眼点などを評価しているだけです。
少し話がそれかけているので元に戻しますが、学部によって発生する有利不利は、
学部の説明や自分が大学時代にやってきた勉強を、
全く勉強していない人が聞いても「理解できた」と言えない説明しかできていない場合
です。
法学部や経済学部が有利なのは、学部自体、勉強の概要を質問される機会が少ないからです。
各個人の研究内容を軽く説明すれば、それで面接官は深くは理解せずとも「納得」できるから、
その点で評価を落とされにくいというだけです。
どんな学部に所属して、どんな研究をしていようが
何も知らない人に概要だけでも理解してもらえるように説明できれば、
不利になることなんて絶対にありません。
3年間も4年間も大学に通っていながら、まともに自分の大学や学部の説明ができないなんて、かなりヤバいです。
学部が悪いんじゃなくて、説明できない程度にしか頭を使ってこなかったアナタが悪いんです。
何でもかんでも大学のせいにするもんじゃありません。
自分で選んだ学部のはずです(最終的には)。
やりたかったことなんでしょうし、何年もいれば愛着もあるはずです。
くだらないことを考えず、ちゃんと準備をして、自信をもって自分のやってきたことを語ってください。
(どうせ面接官も大学時代は遊びまくってたんだから!)
ちなみに僕もあまり聞きなれない学部出身のためにこの手の質問はわりと多くされましたが、
少し考えれば予想できる質問だったために困ったことはありませんでした。
準備の大切さ、です。
ではでは、無能でした。