就活生「何で面接官は面接で仕事に関係ないこと聞いてくんだよ(プンプンッ」 いやいやいや
内定のご報告、めっちゃ貰ってます。
無能です。
4月に入ってまだ数日しか経っていないのに、既に10人くらいからいただいています。
凡人内定戦略に対しての自信を、いっそう強めることができます。
また2キロくらい痩せてしまうくらいにはしんどい時期だったのですが、そんなのは吹き飛びました。
皆さん、本当におめでとうございます。
社会人向けの本もこれから書いていきたいと思っているので、どうぞ末永く。
さて、では「俺はまだ内定でてないよ!身体売りたいよ!」というゲス野郎どもに向けて、面接のことを書きます。
こんな質問がツイッターにきました。
「集団面接で戸籍に関すること(出身地)、家族構成について聞かれました。
これって頻繁にあるんですか。法律違反じゃないんですか」
なるほどなるほど。
要はあれですよね。
仕事に関係ないこと質問するのってアリなんですか?
ってことですよね。
確かに大学生が就活をしているときに持つ疑問のなかでも、かなり大きなものですね。
僕もいろんなことを質問されたことがあります。
「親の仕事」
「兄の状況」 ←ニート
「出身地・居住地」
「恋人の有無」
「女性に求めるもの」
とかね。
こういった仕事に関係のないこと、特に本籍地などを質問することは就業差別に繋がるために質問してはいけないとされています。
しかし、法律とかではなくて倫理憲章のようなもので「やめときなはれや」とされているだけだったかと。
結論からいうと、
>就活では仕事に関係ないことはめちゃくちゃ聞かれます。
特に小規模の会社で、社長クラスの権力がやたら強い会社はその傾向が強く、また、最終面接に近づけば近づくほど、この手の質問は増えてきます。
理由は同じで、
下っ端の人事や面接官は面接に対して事前準備をしてるけど、偉い人は質問したいことを質問してるだけだから。
本籍地とかを見て落選させている会社は論外なのでここでは特に記述しませんが、
確かに「青、車、子供から連想するイメージを話してください」とかスピリチュアルな質問されて
、落選した日には文句の一つも言いたくなります。
(この質問は実際に僕が聞きました。エステティシャン採用をしていたエステ会社に潜り込んだとき)
ただ、忘れてはいけないのは新卒一括採用ってポテンシャル採用で、実績の無い人を採用する風習なんで、
仕事に関係ないことを質問するしかない
っていう面があるんですよ。
あんまりこういうことばっかり気にし過ぎると、就活を親の仇以上に憎んで『活動』している人達みたいになってしまいます(全員が変な人ではないのは断言します)。
自分のなかで一つの基準は持っておいたほうがいいかと思います。
本当にカチンときたら「オメー、それ仕事に関係ねーだろうが!鼻くそ!こっちだって選んで受けに来てんだよ、舐めんじゃねー!」って言って帰っていいです。
ただ、あまり過剰に反応すると損をすることになってしまいます。
そこだけは理解しておくべきです。
就活において就活生は企業に対して圧倒的に不利な存在です。
そこら辺のバカなコンサルタントのように「平等な立場✩」とか言えるのは、企業がめっちゃ欲しがるハイスペックな人だけです。
就活生にはやたらと公平性などを求める人がいて、気持ちは十分に理解していますし、また目指さなければいけないものだとは思うんですが、
会社ってまったく公平でもなければ、公正でもありません。
民間企業にそういったことを求めるのは酷です。
実際に「仕事」に触れて、いろんな人の話を聞いてみると、世の中がぜんぜんキレイなものではない、と本当によく分かります。
就活においてもそれは同じで、企業側が頑張ってキレイに見えるようにしているだけです。
「変だよな」と思う気持ちは、ぜひ働き始めてからも大事にしてほしいです。
僕も大事にしていきます。
「仕事に関係ないこと質問してくんなよ!」と言っていた昔の自分に向けてこの言葉を送り、締めます。
仕事したことないのに、仕事に関係してるかしてないかって分からなくね?
ていうか、それ決めるのって面接官側じゃね?
だから選ぶ側になれる『複数内定』っていう状況を確保しないといけないんですよね。
4月に入ってキツイ時期が続きますが、どうかどうか、がんばってください。
周囲が就活の話をしなくなっていきます。とても辛いことです。がんばれー。
新刊「就活あるある~内定する人しない人~」の反響を続々いただいています。
どうぞよろしくお願い致します。
ではでは。無能でした。