女子的就活への注意喚起。
東京のゲロ発見率が異常なくらい高くていつももらいゲロしそうになってる。
無能です。
先日、一時京都に帰りまして、とても嬉しいことがありました。
後輩と少しばかり話す機会があったのですが
「無能さん、すげーおもしろいことがあったんです」
「ほう」
「この前、短大の女の子と飯食いにいったんですけど、その子いま就活なんです」
「うん」
「就活大変でしょ、みたいなこと言ったんですけど、
そしたら
『そうだねー。でも最近おもしろいブログ見つけてさ、無能の就活。っていうんだけど』
って言ってきたんです。
『それ、俺の先輩だよ!』
『マジで!?』
『マジで!』
っていう会話をしました」
「マジか!」
「マジです!」
「マジか!」
「マジです!」
っていうやり取りがありました。
ちょう嬉しい。
やっほー、短大の女子!見てるかい!
自分の知らない人がブログを見てくれていることを実感できて、とってもやりがいを感じました。
というわけで今回は、女子のための記事を書こうと思います。
僕は就活をしているとき化粧品メーカーを中心に選考に参加していましたので、女子の就活がいかなるものであるかについては少しばかり他の人より目にすることがありました。
エステティシャン採用しかしていないエステの企業に何故か参加したこともあります。
あの面接はなかなかおもしろかったので、またいずれ記事にします。
一つ気になることがあったんです。
それは
『女性としての観点』
というワードです。
このワードをやたらと使いたがる女子って実はけっこう多いんです。
僕はこれに対して少し皆さんに注意喚起したいと思います。
このワードはこんな感じで使われます。
『御社で働く際には、女性としての観点を大切にしてお客様に幸せの提供をしたいと思っています』
みたいな。
うーん。
よく考えてみて欲しいんですが。
女子って日本に6000万人くらいおるよ。
大学に行くのも男女比も近年は大差ないですから、就活生にしても少なくとも20万人くらいはいると思います。
就活って基本的には人事や面接官に自分の価値を認識してもらわなければ採用されないものじゃないですか。
企業からしてみれば大勢の就活生の中から絞りこんでいくわけですから
最低限の『そいつでなければいけない理由』を感じてもらえなければ採用されるのは難しいです。
とすると、差別化をいつのときも少しは留意しておかなければいけないですし、自己PRや志望動機にもそれは当然必要であるわけです。
じゃあそこで『女性としての観点』って悪手ですよね。
だって、みんな持ってるもん。
そもそも女性としての観点が必要とされているのかすら怪しいところですよね。
特に化粧品やブライダルなど、女子っぽい企業や、女子っぽい商品を扱っている企業でこのワードを使いたがる人が多いように感じられますが、
そこで女性としての観点が求められているのか誰が判断つきましょうか。
化粧品メーカーだって男性社員のほうが多いことがほとんどじゃないでしょうか。
さらに言えば、性別をゴリ押しする人間を見たことあると思うんですけど、善し悪しは別にしても、
少なくともあんまり好印象もたれなくないですか?
「アタシ女の子だし、お茶碗より重いもの持たないよ?だからこの炊飯器、私の家まで持ってきて」
「アタシ女の子だよ?1円も払わないよ?アナタ自身が財布だよ?」
うーん。
僕の秘伝奥義、消毒用アルコールを用いたヨガフレイムで頭を焦土と化してやりたいですね。
逆に男子でもウザイじゃないですか。
「オレは男だから家事は一切やらねー」
「女は男をたてて当然だから」
とか、男だから偉いとか思ってるやつ嫌いでしょ。
そうなんですよ。
性別をやたらと前面に押し出してくるやつって男女問わず、周囲から見たらウザイし、キモイんですよ。
しかもビジネス上ではそれが顕著だと思います。
労働問題にも関わるんですが、やっぱり男性か女性かでいえば、まだやっぱり男性のほうが市場価値は高いという見方が一般的です(実質の話ではありません)。
そこに『ワシ女やし』という意識の強い人がいたら、やっぱりそれは不利になる場合があると思います。
世の中にはフェミニズムっていうものがあって、それ自体は必要だと思うんですが、やっぱり中には左翼的というか、やたら攻撃的な人も多くて、そういうように思われたら採用は絶望的です。
(そういえばツイッターでわかばっちという人がいましたね。信者みたいな人もたくさんいました。興味ある人は調べてみてください。現在は炎上したのでアカウントを消していますが、まとめログがあると思います)
ビジネスの観点でも、職場に入ってからの周囲との関係においても、懸念されてしまうかと思います。
だって正直言って『扱いづらい』んですもん。
就活生は一人のビジネスマンとしての素養よりも、若造、後輩、新入社員としての質がどうかについて見られる傾向があります。
新卒一括採用はポテンシャル採用ですから、育てがい、教えがいが無ければふつうは採用してもらえません。
そのとき扱いづらいと思われたら、けっこう厳しいです。
「最近、疲れてるみたいやね。ちょっと酒でも飲んで話聞くよ?」
「セクハラ!」
「ちょっとこの書類コピー―-」
「セクハラ!」
というわけで『性別のアピール』についてどこまで行うかは、自分のなかで整理しておくべきだと思います。
特に女子には
『お客様の笑顔のために(幸せのために)』 (←お前もまだユーザーなのにお客様ってどのポジションだ)
『女性の美を追求し』
とか言いたがる人がいます。
少しばかり気をつけてみてください。
とはいえね、やっぱり女性は育休とかそういうの気になるじゃないですか。
むしろ気にしなきゃいけない(充実仕切っていない)社会体制がくそったれなんですけど、
大事な観点ですよね。
しょせん仕事なんて人生を充実させるためのツールに過ぎないので(見解はさまざまでしょうが)、
それで人生でも大切な例えば家族を営むという行為に支障が出るのっておかしいですよね。
だからね、こう考えてください。
内定とって働きだしたらこっちのもん。
ということです。
入社する前にそういった面を考えてしまうのは気持ちとして非常によくわかるんですが、
やっぱりそれを重視していると悟られてしまうと不利になってしまう場合があります。
ですから質問されない限りは、自分から言うのはあまりオススメしません(質問してきたらセクハラですけどね)。
言ったとしても最低限にするべきだと思います。
でもね、入社したらこっちには福利厚生を利用する権利があるんですよ。
たまに「産休はとれますか!?」って質問するアホの子がいるんですけど、
法律で決まってるんで「取れません!」って言う企業は無いと思います
(現状を正直に答えてくれる誠実な企業もありますが)。
だから入社したらフルMAXで使ったらいいですよ。
仮にそれを渋ってきたら、そんな会社にいる必要無いでしょ。
公私充実させてこその人生ですよ。
だから育休とかについても、すごく気になってしまうと思うんですが、いまはそこまで考えなくてもいいと思います。そのほうが気持ちは楽です。
複数内定して、自分にとって最良の選択肢をとるのが最強ですよ。
では、今日はこんなところで。
明日は仕事です。それが終わったらGW✩
ん?
予定?
うるせーよ、ねーよそんなもんは。
暇だったらツイッターで声かけろや。慈善心で呼べや。
では、内定報告がたくさんきて嬉しい無能でした。
お返事遅くなってごめんなさい。必ずしますからね。
みんな本当におめでとう;;
ワシうれしいよ。