合説の構造
この前、乳首の毛を剃っていたら乳首を切り落としました。
(痛すぎて自分で舐めています)
無能です。
いやぁ、更新が遅くなって申し訳ないです。いつのまにやら年も明けてしまいました。
実家にも帰らず、京都で過ごしていました。
大掃除もしっかりしまして、引越しの準備も万端です(
さて、今回の記事は、前回の「就活最初の罠『合同企業説明会』」の続きです。
スタッフさんの一言で冷静さを取り戻した僕は、そのあと合同企業説明会について考えます。
さっそく始めましょう。
① 合説を企画するのは誰か
まず、合説というものを有効に活用するためには理解しなければならないことがいくつかあります。
正確に言えば合説をリクニーにしないために知らなければならないことです。
合説を企画しているのは誰でしょうか。
就活をする時期になれば、合説の案内などがお家に届いたりしますね。
そこには
「~~主催!」
とか
「~~合同企業説明会!」なんて
就活のナビサイトを運営している企業が挙げられていますね。
そこで皆さんは「~~が開催しているなら安心だな」と思ったりするわけです。
しかしです。
以前「ブラック企業の真実」という記事などにもちらっと書いたことを思い出してください。
ナビサイトはあくまでビジネスの一環です。
そしてナビサイトを経営している企業は、企業です。経営集団なわけです。
もちろん、悪い、と言っているわけではまったくありません。
つまり合説もビジネスの一環なわけです。
ここを抑えておきましょう。
②誰が合説に出展するのか
ナビサイトを運営する企業が合説をビジネスとして開催しようとします。
しかし、そこに出展する企業がなければ合説は成立しません。
もちろんこれは各企業ですね。
はい、ここでとっても大事なことがあります。
合説には無料で出展することはできないんですよ。
具体的な金額は僕もあまりよくわかりませんが、ちょっと推測してみます。
大阪に京セラドームというとっても大きな施設があります。合説でもよく使われます。
そこを土日に借りようとすると6時間で150万円かかります。
合説が6時間で終わるわけありませんし、ブースの準備などがありますから、きっと前日くらいから借りるのでしょう。
そしてその他、諸々の備品利用やオプションもあります。警備員なども必要ですね。スタッフの人件費もあります。
このあたりを考えてみると、合説がいかにお金のかかるものかわかるかと思います。
合説を主催する企業は、さらにそこから利益を発生させなければなりません。
そのお金を払うのは、そう。各出展する企業です。
必死になりますわい。
③企業から見た「合説の意味」
多くの就活生に、そっくり抜け落ちているのはこの視点です。
合説を主催する企業の目的はいわずもがな、利益を発生させるためにあります。
多くの企業を出展させ、そして人材採用のために有効に使ってもらう。これのみです。
では、各出展企業はなぜ合説にクッソ高いお金を支払うのでしょうか。
大きく見て2つ挙げられるでしょう。
ひとつ「なるべく多くの就活生に選考に参加してもらうため」
ふたつ「優秀な人材につばをつけておくため」
このあたりでしょう。
商品の販促のようなことをしている企業もありますが、それをここで気にする必要はあまりないでしょう。
まず、ひとつめですが、これは至極当然ですね。
なるべく多くの就活生が選考に参加してくれるとなれば、優秀な人材が紛れ込んでいる可能性も高くなります。
特に有名企業でない場合は、こうやって就活生からの知名度を高めていくことは採用活動のライフラインとなります。
そしてふたつ、これとっても大切です。
特に理系の就活ではかなり重要なものだと聞いています。
優秀な人材に通常の採用スケジュールなんか関係ありません。
僕の知り合いにも何人かいらっしゃいます。
詳しくは了解を得ていませんので書きませんが、バブル時代の就活のような接待を受けた方もいらっしゃいます。
風俗に連れていってもらうとかね。
まぁ、このブログを読んでくださっている方にそこまで優秀な方は少ないでしょうが(特に僕にはなんら関係ありませんし。優秀じゃねーし)。
話をもどして。
優秀な人材がいれば、企業にとって合説はハンティングの場です。
以上の2点も抑えておいてください。
③誰が合説に参加するのか
これは言わずもがな、僕たち就活生ですね。
「とりあえず合説っしょ!」
そんなことを言いながら、皆さん、参加します。
僕の大学の数少ない知り合いも、合説にはたくさん参加してらっしゃいました。
しかしね、僕は彼らにぜひとも問いたい。
「チミたちは合説で何を手に入れたの?」
この質問に対して僕を納得させられるような答えを持っている人ってなかなかいないと思います。
恐らくこんなことを返してくるのでしょう。
「知らない企業に会えた」
「選考で熱意があると思ってもらえる」
「直接話を聞けた」
大体、こんなところでしょうね。
「直接話を聞けた」っていうのは、まだアリだと思います。直接質問できますからね。
それがいかほどに内定に繋がっているのか、僕は知りませんが。
しかしですよ。
「知らない企業に会えた」ってね。
それ、チミが知らなかっただけでしょ?
はっきり言いますよ。
合説に出展する企業なんて最初っから分かっているんですよ。
宣伝用のHPが必ずありますから、そこを見れば一覧できるんですよ。
さらにですよ。合説で聞ける話なんかせいぜい15分程度です。劣化版説明会です。
じゃあその企業の採用HPを30分見たほうが、まだ詳しく知れるわ!って話です。
ああ!無意味!リクニーです!昔の僕を見ているようです!
そしてね「選考で熱意があると思ってもらえる」ですけどね。
チミ達のなかの多くが行きたいのって、どうせ大手なんでしょう?
大手で、安定して、良い給料稼ぎたいわーんって思ってるんでしょう?
何千人が、その企業が合説で出展したブースに来てると思ってるんでしょうか。
例え話でもしますか。
アナタはお菓子を買いにきました。
すごくあなたが好きなキャラメルがあります。あなた好みです。100円です。
隣にグ○コのキャラメルがあります。おまけ付きです。100円です。
どっち買います?
グ○コ買わねーだろ!
いや、グリ○のキャラメルは超おいしいですよ。僕はいまでもたまに買いますから。
友達がいないからおまけで付いてる車とかを部屋でびゅんびゅん走らせます。
しかしですよ。悲しいかな、ここでは仮にですが、グ○コのキャラメルはあなたの好みではないんですよ。
合説に参加したとかいうおまけが付いたところで、その結果を覆せますか?
無理だね!!
本当にグ○コのおまけ並みの付加価値があれば可能かもしれないですけど、合説に参加したくらいで、そんな付加価値は得られませんわ!
僅差なら覆るよ!とか言いたいですか。
そんな僅差は発生しますか?人間ですよ?
もちろんまったくの無駄だとは思いませんが、そんな僅差のために合説に何回も行くんですか?
僕はそんなしち面倒くさいことしたくないです。
ふう。
こんなところです。
そして更に大事なことが一点あります。
合説はビジネスの場です。僕たちに対する慈善事業なんかじゃありません。
この視点はさらにあなたを内定に近づけます。
この話は次回します。
皆さん、明けましておめでとうございます。
コメントの返信、滞っているのですが、全てちゃんと読ませていただいています。
いずれ必ずしますので、またコメントいただけると、おじさん嬉ションしてしまします。
もうすぐ22歳なのに、何言ってんだか。
では、無能でした^^
もしよろしければクリックお願いします。


テーマ : 就活 就職活動 新卒 就活ポータル ジャンル : 就職・お仕事