アンチ過剰アピール!扉を開けたら社長に呼ばれた(女子Aの独白)~凡人学生3人が内定15個とった話⑧~
にゃちは。
クリスマスの夜、僕は一人でサンタを待ちました。
彼が友達を運んできてくれると信じて。
無能です。
今年も一人でした。
いいんです。僕にはこれ(ブログ)があるんで。
一方的な会話的なことはできているはずです。
今日は女子Aのブログを紹介します。
ナビサイトがオープンした3月から、しばらくして書いたブログです。
-----------------------------
3月1日を過ぎてからたくさんの就活生とすれ違います。
一気に就活生の人口が増えたような、そんな気がしています。
そして解禁はしましたが少し早めにだらだらと就活をしてきたため、ヌルッと始まった感じがします。
とりあえず頑張ります。
前置きが長くなりましたが、今回はインターンシップについて書きます。
私が参加した幾つかのインターンでも、今回はある中小企業のインターンシップでの出来事をお話しします。
私は2月後半にとあるメーカーのインターンシップに参加しました。
BtoBの会社で社名を聞いたことがなかったのですが「暇だし、とりあえず行ってみよう!」という思いで参加しました。
結果から言うと
このインターンシップで私は社長に名前を覚えてもらい、後日選考の面接とは別に社員さんと面談
をしてもらえました。
なぜか………。
それは個人的に社長に気に入られたからです(笑)
何だよそれ!意味わかんねーよ!
詳しく説明しますね
私は就活生として社長さんになにかアプローチをしたわけではありません。
しかしただ一点、他の就活生と違う行動をしたことがあります。
それは、
社長が社内見学をしている私たちをドアの外から見ていたので気遣ってドアを開けたこと
です。
なんだよこれ、ふざけるなよ。という方もいるかもしれません。
期待を裏切ってしまい、申し訳ありません。
しかし本当にこれだけなのです。
この社内見学会を終えたあと、社長がインターンシップ会場に来て、ワーク中の私の名前を確認しに来ました。
そして後日面接の後に社長と仲良しな社員と面談をすることになりました。
(受付のお姉さんがかなり驚いてた様子だったので私だけだったんだと思います)
私自身何か特別なことをした感じではなかったのですが、あの状況でドアを開けてあげようとしたのは私しかいませんでしたし、ほかの就活生はポカーンと社長の方を見ているだけでした。
何気ないところを見ていて、そういった普段の様子を評価してくださったのかなと思うと、このインターンシップに参加してよかったなと思いました。
また、当たり前のようなことだけどできている人は少ないのかなと感じました。
人は就活で自分の強みについて話します。
しかし就活生の私からみても薄っぺらく感じるものが多い気がします。
それは言葉だけだからです。実際に行動で示していないからです。
しかし残念ながら就活では行動することはできません。
自分の強みをいかに相手に想像させ、立体的に感じてもらえるかを、これからも考えていきたいです。
とにかく、どんな内容でも伝え方次第なのです!
バスケで全国一位にバスケでは勝てないけど、就活では勝てるかもしれないのです。
とにかく、頑張ります!
以上
-----------------------------
彼女のこの経験は当然ですが一つの事例であって、間違ってもこの形に倣えなんていうことは言いません。
それを言い出したら、汎用性なんてこれっぽっちもありません。
ここから後世の就活生が学ぶべきことは以下です。
まず一つ目。
・企業の人間との直接的な接点が生まれる場所では1秒たりとも気を抜かない
これは2月8日に発売する「凡人内定完全マニュアル」でも書いた部分ですが、
説明会だろうがなんだろうが、気を抜いてアナタが得することは何一つとしてありません。
どんなに些細なことであっても評価者である企業側の人間がいるのであれば、一挙手一投足、一言一句に配慮するべきだということです。
評価者なんて
完全に個人の感覚で、一つの事例から想像を膨らませて採用の可否を決めます。
彼女の経験だって、その典型です。
だからこそ、これまでにもさんざん言っている
人間性自己PRが最強である
という結論に行き着きます。
どう考えても、面接でその人の全てを知ることなんてできないわけですから、アナタがやるべき作戦は
☆人物像の想像のきっかけになるものを与えてあげること
☆想像するための素材になる具体性を第一優先で言動に込めること
です。
ハッキリ言いますが、面接官が気に入りさえすれば、ほぼ100%通過するわけです。
だからこそ「コイツいいやつやな」とか「コイツ、癖はあるけど俺は好き」って思わせないといけません。
そう難しい話ではないので、詳細は過去のブログを読んでもらうか、本を読んでもらえればうれしいです。
2つ目。
・就活では何がどう発展していくかわからない
理由は相手が人だからです。
人と人が向かい合って会話して、一方的に片方がもう片方を評価するものが、突き詰めていけば就活の全てなわけですから、
どんなに小さなことでも自分にメリットが生じていくように配慮して行動すべきです。
※とはいえ過剰アピールに走る人が就活生には一定数いますが僕はおすすめしません。あくまで自然に、普段やっていることをやるだけでいいです。彼女の行動は良い例です
僕も過去にも書いていますが、自発的に行動した結果で人事部長と別枠で面談をしたことがあります。
その他、小さい会社の会長と一対一で面談したこともあります。
※凡人内定戦略に詳細記載
また、一つの事例をいかに論理的に汎用性のあるものに発展させられるか常に考えてください。
彼女は上記の経験から、人に配慮することを忘れないで行動するようになりました。
これは結果的にGDGWの必勝法に繋がっていくわけですが、それも過去のブログを読んでもらったりするといいです。
新刊では端的にまとめて書いています。
長くなりそうなのでこの辺で切り上げますが、全ては新刊に込めました。
地上最強の就活本を作った自信があるので、ぜひ手に取ってみてください。
2016年2月8日発売「凡人完全内定マニュアル」
ポプラ社さまからの発売です。
※児童書で有名なポプラ社さまで下ネタがどこまで許されるのかは現物で確認してください!
どうぞ、よろしくお願いいたします。
ではでは、無能でした。