人事「ウチに入社したら何がしたい?(はー、学生の知ったかは聞き飽きたよ)」
にゃちは!
ご無沙汰しております、今日も更新します!
コメントや応援のメッセージありがとうございます!僕が枕を濡らすのは何も夜露のせいだけではありません!
(まさか更新の催促までしていただけるとは;;)
今日の記事は「面接問答大全」のカテゴリに入っています。
これからは面接の細かいテクニックや頻度の高い質問などの応答なども書いていかなければなりません。
そういうのはこれから「面接問答大全」に入れていきますね。
そしてくどいようですが、僕が書いているのは『無能』の方々のための記事です。
『無能』の方々にこそ、活かされるものです。
さて、いきましょう。
今日は面接の際に問われるなかでもかなり頻度の高いものです。
「会社に入って何がしたい?」
です。
僕が個人面接を受けるあくる日。
僕は普段から30分前には会場に到着するようにしていました。
しかしその日は春も間近だというのに恐ろしく寒く、
とても公園のベンチなどでリストラされたサラリーマンの真似をして遊んでいる場合ではありませんでした。
(ちなみに僕はコート無しで就活を乗り切りました。だって高いんだもん)
寒い。
その理由だけで30分も前にも関わらず、4次選考である個人面接会場に突入しました。
すると存外、人事の方々はお優しく、僕を控え室で待機させてくれました。
既に控え室にいた学生と軽く挨拶を済まし、適当に鼻をほじりまくります。
なんならソファの生地に擦り付けます。
控え室にいる方々はもちろん僕よりも先にどんどん面接に進んでいきました。
僕より後から来た方々も僕より先に面接を受けます。
僕がそのとき考えていたことと言えば
「(あー、隣の席の女の子アドレス教えてくれないかなー)」とか
「(お、鞄から資料を取り出すとき胸が見えているぞ!おっぱぴー!)」とか
くらいなものだったんですが、
気付いてしまったんですよね。
面接の会場は隣だったんですが、
なんと。
控え室との仕切りである壁が薄いんですよ。
ええ。
それはもう細心の注意を払いましたよ。
目の前に座っている女子学生のパンツにね。
圧倒的僥倖とはまさにこのことです。
おかげさまで貰っていた企業の資料には一分ほどしか目を通せませんでした。
人事「では、無能さーん。お願いします」
無能「はい!」
僕は颯爽と立ち上がります。
(
女子学生のパンツから涙のお別れです(気持ち的には号泣)。
直前にほぼ資料に目を通せませんでしたが、
しかし僕には他の学生より有利な点がありました。
え?なに?
もうパンツのことは忘れてくださいよ?
え?色が気になる?
ベージュベージュ。ふつーのパンツでしたよ。
(清く美しい女性達に高らかに申し上げたい!
世の男共は『見えたパンツ』に感動するのではなく、
『パンツが見えたという事実』に喜び、沸き、そして涙するのだと……)
話を戻して。
有利な点。それは
壁が薄かったために一つの質問におけるやりとりが聞こえていたことです。
(
それが
「会社に入って何がしたい?」
です。
そのとき面接されていた学生の答え。ふくよかな女性であったと思います。
「ハイ!アテクシは広告宣伝を希望致します!
アテクシは大学のサークルで広告研究会に所属しておりました!
そこでは企業の方々から広告料をいただきますので、生半可な記事は書けません。
そこでウンタラコンタラペラペーラという企画で、
パチチョリポヌップスな気持ちで、
ゲロリアヌムス的観点から、
ミセスコンドロイチンをしました!
最初はサークルのメンバーの気持ちがまとまらず四苦八苦致しましたが、
最終的にはニョヌチな成果を収めることができました!
ですので、
アテクシは大学時代のこの経験を活かし、広告宣伝で力を発揮していきたいと思います!」
まぁ、これに関して二言ほど申し上げたい。(細かいことは覚えてないんで適当です)
まずね、
自己PRしろなんか一言も言われてねェだろうが。
お前(ふくよかな女性)は間違いなく自己PRでもそれを言っている。
いるんですよね、よく。「自己紹介しろ」って言われてるのに自己PR始めるやつとか。
しなくていいから!
どうせエントリーシートにも同じこと書いてるんだろ。
言われたことに答えろよ、それが質疑応答でしょうが。
お前(ふくよかな女性)は人と会話するときに『自慢話』を絡めまくりながら話すのか?
はしたないからやめておきなさい。
そしてもう一つ申し上げたい。
ていうか、僕が人事の気持ちを代弁したい。
「働いたこともねェクソガキが、知ったような口で仕事を語るんじゃあねェよ」
なんなら代わりに拳もお見舞いしてやりたいくらいです。
ここからは真面目な話になりますが、
所詮、学生がやっていることなんてお遊びの延長でしかないわけです。
仮に行っている業務が同じだとしましょう(絶対にそんなことはありませんが)。
しかし社会人と学生には決定的な違いがあります。
それは、その業務で飯を食っているかどうかです。
それで飯を食うということは責任にも差がでます。社会人には家族もいるでしょう、学生と比較にならない世間体もあります。
毎日毎日、朝の通勤ラッシュでもみくちゃになり、夜遅くまで働いて、休日にすら家族にサービスをしているのです。とてつもなく苦しく、辛い毎日であると思います。
そんな中で年齢が半分もいってないクソガキに、
自分たちの業務をあたかも知ったような口できかれたらどう考えますか?
面接官も大人ですからその辺りは割り切っているでしょうが、それでもよい気持ちはしないでしょう。
じゃあ、仮にあなたがサークルやっているとするじゃないですか。映画研究会でも何でもいいですよ。
今日初めて出会った中学生に
「あー、映画研究会ですか。自分も授業で何回か映像作って、校内発表会で金賞取ったことあるんで結構いけると思いますよ」
僕なら中学生を2分後には物言わぬ肉塊にしている自信があります。
かつて愛した大切な人の敵くらいのつもりで、僕の拳が猛威を振るうでしょう。
つまり、サークルなんて所詮社会人からすればオママゴトに過ぎないんですよ。
以上のようなことを控え室から出るときに考えてまして。
僕はそれまでどこの企業に行っても
「営業したいッス!頑張るッス!」
という潰しの利く応答をしていました。
まぁ、よくあるパターンですね。
しかし、そのときばかりは、物は試しとばかり。
(トントン)
無能「失礼しまーす」
人事「ちはー」
無能「京都から来ました、無能といいます。本日はどうぞよろしくお願いします」
人事「ういー。座って座ってー」
~~~~~~
人事「なるほどねー。じゃあ次の質問いっていいかなー」
無能「はい」
人事「ウチの会社に入ってどういう仕事したい?」
無能「全然わかりまてん!」
人事「……」
無能「それまさに未知の領域ッス!」
人事「……」
無能「いや、もちろんよく考えました。いろんな社員さんのお話も説明会などで詳しく聞けました。
でもやっぱり学生の身分から知れる仕事の情報は少なすぎると思うんです。
普通の学生って自分の父親がどういう仕事をしているのかですら、
詳しく知っている人って少ないと思いますし。
正直なところを申し上げて、僕は取り立てて学生のうちに仕事に繋がるようなことはしていません。
広告研究会に所属してたら広告宣伝とか、簿記の勉強会だったら経理とか、いろいろと申し上げることはできるかと思いますが、僕にはそれらがありません。
でも仮にそういった活動をしていたとしても、僕はそれらは仕事とは全くの別物であると思いますので、自分の希望として申し上げることは無いかと思います。
その代わりに、もし入社できて研修などに参加できれば、そのときは誰よりも、真摯に、熱心に取り組んで、自分の進むべき道を見つけたいと思います。
もし現時点で強いて申し上げるとするならば、営業です。どの企業でも営業のかたの話は必ず聞けますし、それなりにイメージは沸いています。そして自分には適正があると思います。」
人事「……」
無能「正直言ってわかんないですよ、学生には」
人事「……あのね」
無能「……はい」
人事「僕もまったくその通りだと思うよ」
びっくりすることに、これ事実ですからね。ホントに。
そしてその後フィードバックしていただいたんですが、
そのときの評価は
「とても素直。等身大で誇張せずに面接に臨んでいるため、話に真実味がある」
でしたからね。
あ、皆さんの代わりに人事の方にツッコミを入れておきますね。
そう思うなら質問せんといてください;;
だって困っちゃいますもの。学生は。
固定された質問だとは思いますが。
今日の結論です。
知ったような口を聞かないでください。自分がクソガキであることを自覚してください。
実はね。
これは無能の方々にはとても耳寄りな情報なんですよ。
逆に『有能』もしくは『有能気取り』の方々は持っているか用意した武器で闘おうとしますから
間違っても「わからない」なんて言いません。
知ったような口をきいて、評価されるかどうかです。
しかし、無能の我々は「全然わかりまてん」を用いることによって、
適当に話を作り上げて勝負に出ることを強いられなくなります。
「わかりまてん」が必ず有効に働くかは、それこそ「わかりまてん」。
しかし賭けるならこちらではないですか?
だって作り話でもないし、強がりでもないです。『そのままのあなた』ですよね。
しかし注意して欲しいのは「全然わかりまてん」で話を終わらしたら
ただの馬鹿であるということです。
何をしに来たんだと、せめて嘘くらいつけという話になりますからね。
確実に落ちますからね。
いま一度、僕の応答に目を通して自分ならどのように伝えるか考えてみてください。
「わからない」という自分の欠点を、その場でカバーしなければいけません。そのことをお忘れなく。
今日の更新は以上です!
皆さん、本当にメッセージなどなどありがとうございます。
またよろしくお願いします!
そして何度もうるさいのですが、右側のランキングバナーをクリックしていただけると助かります!
余談ですが、
関西の方々であれば、オフ会などを考えています。場所は京都か大阪が望ましいですね。
もしご興味ある方がいらっしゃいましたら、またメッセージお願いします^^
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