Q&A「企業研究ってホームページだけじゃあかんの?」
にゃちは。
博多ラーメン屋さんに入ったら店員さんがベネズエラ人らしき人しかおらず戸惑う。
チェーン店あるある。
でもそのベネズエラ人の方がつくったラーメンはとてもおいしく、僕の「ハリガネ」という注文も「ワカタヨ!」と言って受け付けてくれました。
また行きます。
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(就活に関係なくても僕はうれしいです)
【質問】
ある程度、面接が進んだら、企業について深く知っている必要があると思われますが、企業研究ってどのようなことをするのがベストですか?ホームページで得られる情報だけでは足りないでしょうか・・・・?
今日は菊門の調子が悪くて長く座っているのが辛いので、さくさくと……
結論
企業研究は要らない人には一切、必要ない
理由はこれまで本などにも書いているように「企業研究は採用の決定打にはなりにくいから」です。
面接をはじめとする選考は基本的な考えとして、受験者の人となりを知るために設けられています。
企業に対する知識は、人物を判断するうえで重要ではありません。
そもそも新卒一括採用をしているくせに、ビジネス上の知識を重視している企業があったら、とんだ検討違いです。
つまり、人となりのアピールが最大に重要なことであり、企業に対する知識は二の次です。仮に人間性が完璧に合致していたとしたら、何にも知らなくても採用してもらえます。
ただし、無能学生の場合は、スタートラインからして他の学生とは差があります。
敢えて例えるとしたら僕と向井理のスタイルくらいの差が生じているでしょう。
というわけで、不必要だと思い込んで楽をしようとしている無能学生の人がいたら、自分を戒めたほうがいいです。
オ○ニー中に寝落ちしてしまったはずなのに起きたら親にパンツを履かされていたときくらいの懺悔をしてください。
ここで一つ考えてほしいことがあります。
企業研究をするには、問題があります。
企業研究には限界がありません。
どこまでも続けることができます。情報なんて本気で手に入れようと思ったら無限に手に入るでしょう。
一方で「企業に対する知識は採用の決定打にはならない」と書きましたし、そもそも人事や面接官に披露する機会がさして多くありません。というか、かなり少ないです。
つまり総合的に考えると
知識が多いのは結構だけど、その対価は労力に見合うの?
っていう疑問が生まれます。
そこで一つ指標としてもってほしいのは
企業研究は自分が安心、もしくは覚悟ができるまでやるもの
ということです。
結局、自分で見切りをつけるしかありません。
だって企業に対する知識を問われる筆記試験なんてないんですから(ごくごく僅かにはあるかもしれませんが……)。
だから、こう考えてください。
自分がしゃべりたい内容以外はさして重要じゃない
しゃべりたい内容の設定は必要です。
逆に考えれば、それが見つけられる程度は必要かもしれません。
しゃべりたい内容に対して、しゃべれるような知識があれば、それでいいです。
(この辺から本に書いた内容になってくるので、詳細は本をご覧いただければよくわかると思います)
だから、それが満たせれば方法論はなんでもいいわけなんですよね。
最後に「どのようなことをするのがベストなのか。HP以外も必要なのか」という質問ですが、個人の趣向にもよりますし、企業の開示の程度にもよるでしょう。
しかし単純に考えたら、まともな企業は
ホームページに掲載されていること以外の情報なんて求めてきません。
開示していないのに、何を求めてんの?サイキック?って話になります。
もしあったとしたら、かなり変わっている会社か、もしくは面接官が独断でやってしまったのだと思います。
もちろん新聞やOB訪問などでしか得られない情報も、当然あるでしょう。探すことが無意味だとは思いません。
しかし、そこで得た知識を持っていたからといって、そこまで高い評価をするでしょうか。
企業側から考えてください。
学生に対して、知識は後からでもつけさせられますが、人間性は変えられません。
内定をとるための企業研究なんて、その程度のものです。
ちなみに僕はホームページともらったパンフレットくらいでしか企業研究していません。
ただ、これは僕は自分の感覚として「あんまり要らない」と思った結論であって、もちろんいろんな方法を模索しました。
美容業界を受けたりしていたときは、一人で店舗に乗り込んだりしたこともあります。
意味ありませんでしたけど。
だから、ご自身でもまずはいろいろ試してみてもいいと思います。
むしろ企業によって方法論は変わるべきで、一概にこの方法がいい、なんていうのは嘘だと思います。
ただ、会社が小規模になればなるほど、企業研究はアピールに繋がりやすいことは事実です。
それは熱意的な意味での証拠になるからです。
知られていない企業を知る、知られている企業は大して知らなくてもいい
というくらいで考えてもいいと思います。
あと、死ぬほど時間をかけて1社の企業研究をするくらいだったら、どんな会社でも使える「知らない情報をぶん投げられたときの返し」の想定や練習をしたほうが、よっぽど効果的だと思います。
これについては、また別のところで書きたいと思います。
ではでは、無能でした。
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