僕も私もフリーペーパー系就活生。
今期最大の一時の欲望に負けたこと
フィレオフィッシュ単品(270円)を買った
無能です。
フィレオフィッシュってたまに食べると美味すぎて心が踊ります。
でもキャンペーンじゃないときに買った自分は、まだまだ精進が足りませんね。
現在、3冊目である、凡人内定戦略の続編を執筆しています。
内容は、凡人内定戦略の面接に特化したものです。
やはり就活における面接の比重は非常に高くて、就活≒面接くらいに考えてもいいものです。
ESなんかはスラスラ通るのに、面接になったら急にボコボコ落選しまくる人もいることから、
やっぱりここを掘り下げないことには、就活本作家を名乗ることはできないな、と考えています。
でも実は
めっちゃスランプ
に陥っております。
その理由は全て自分の怠惰によるものなのですが、
仕事が終わるとどうしても寂しくなって友人に電話したりしてしまうのです。
それで、担当編集さんに毎週送らなければならない原稿も送れないことが続いてしまいました。
そしたら、担当さんがある就活生の方と会わせてくださることになり、
カフェで落ち合うことになりました。
お店に入ると、そこには担当さんと1人の就活生がいました。
担当さんに聞くと、その方はどうしてもある業界の企業に行きたいが、就活は上手くいっていなかったそうです。
そのとき担当さんが開口一番で僕に言ったのが
「何でも言っていいのでボロカスにしてください」
でした。
どうもその就活生の方は担当さんから見てもダメなところばかりが目立っていたそうで、
そこで担当さんはその就活生と僕を引き合わせることで、僕のスランプを解消させるきっかけを提供してくれたのです。
僕は担当さんの言いたいことを即座に感じ取りました。
・最近のお前は丸くなっている
・サラリーマンとしてカスタマイズされてきてしまっている
・もっと尖っていたときの自分を思い出せ
・野生を感じろ
・開放しろ、世界にお前の心のスペルマをぶちまけろ
ということを言いたかったのです。
気付いたら僕は2時間以上、その就活生を罵倒し続けていました。
凡人内定戦略をしたためていたときの自分を取り戻したのです。
そこで話していた内容の一部を下に取り上げてみます。
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広告研究会のようなところに所属していてフリーペーパーを作っている人達が、就活になると必ず現れます。
誰しもが一度くらいは就活中に出会うことでしょう。
しかし、おもしろいことに、本人たちはあまりその自覚がありません。
直接的に言えば、やっていた活動を珍しいものであるというくらいの認識でいて、自分が特異な存在だと勘違いしています。
その活動自体をバカにしたりするつもりはこれっぽっちもありません。
本のようなものを編集しているって言えば、なんかカッコイイですし、僕も大学時代はちょっと憧れていました。
でも残念ながら、似たような活動をしている人って山ほどいるわけです。
僕はこのブログでもさんざん書いてきている通り、取り組んできたことが特別である必要があるとは考えていません。
でも、それでも特別であって損することなんてありません。
特別な活動をしてきた人は、話の懐が大きいですから、人事や面接官に高評価を受けやすいことは当たり前です。
それでここからが問題で、
だいたい広告研究会系の人達はけっこうな割合で
自分の活動を特別なものだと考えているだけで、
実際に特別であることを表現する手段に欠けていることが多いんですよね。
そもそもその『特別』であるコト自体が欠けている場合もあります。
広告研究会などに所属していた人達なら、割合としては多いはずでしょうが、
ある就活生が出版社を受けているとします。
そして面接官は質問するわけです。
「なんか企画って考えたことある?」
面接でなくてもESでも聞かれることがあるはずです。
そしたら
「ハイ!○○先生に✖✖というジャンルで書いていただきたいです!○○先生がとても好きでサイン会に何度も行っているのですが、○○先生は△△というジャンルでは既に作風も確立されていますが、✖✖というジャンルも重複している要素があり、きっとおもしろいモノができると考えます!」
みたいな答えが返ってくるわけです。
詳細を書かなくてもクソであることは理解できると思いますが、掘り下げてみると
それお前が読みたいだけじゃねーか
っていうツッコミを入れたくなること請け合いです。
本来、企画って、おもしろいモノを考えることではありません。
もちろんおもしろいモノであることは素晴らしいことですし必要な場合も多いでしょうが、
むしろ突飛なアイディアというよりは、
どうやって顧客にアプローチしていくかなどの売り方が重要になってくるものです。
つまり簡単に言うと上記の就活生は
『好き』ばかりが先行して回答に必要な要素が何もついてきていない
状態になっているわけです。
お前のオナニーでしかない「僕の考えた企画」を聞かされても困るんだよ、ってことです。
これまで広告研究会でマトモに活動してきたならば、そういった経験が積み重ねられているはずです。
そんな経験が自分にはあるのだと言い切れるのであれば、上記したことを参考にして回答に役立ててください。
もしそこに不安を感じるなら、正されなければなりません。
悲しいかな、これが遊びの延長でサークルをやっていた人と『お金を稼ぐことが使命である会社員との差』です。
差があること自体はどうでもいいことですが(偉そうにそれを埋めようとするアホな作家やコンサル勢もいますが)、
相手がその道のプロであることを完全に失念していて、それを踏まえた上での発言ができていないんですよね。
こういう人を
フリーペーパー系(就活生)
と呼びます。
『好き』という気持ちを否定する気なんてこれっぽっちもないですし、
ましてやフリーペーパーを作っている人達をバカにしたいわけでもありません。
でも、そもそも『好き』じゃなかったらその業界やその会社の選考に参加しているわけがないので、
それだけが評価されるわけがありませんし、
同じ土俵でその道のプロと喋ろうとするなら、それ相応の発言のクオリティが求められます。
有名企業や大企業、人気業界の選考にしか参加しない人で、
しかも明らかに就活が上手くいっていないのに頑なにやり方を変えない人に多い気がします。
この文章を読んでイラつくようなら、改善の余地があるかもしれません。
志望動機などにも強く関わってくる要素なので、改めて考えてみてください。
ではでは、無能でした。
(久しぶりの更新なので緊張しました)