OB訪問とかめんどくせー!けれども……
ブログを開始した初期に「オフ会やります!」って言ったらそのとき仲良くしてた女子に
「そうやって出会いを求めてるんでしょ!?」
「あー、はいはい。わかりますわかります。出会いには都合良いですもんね」
「あ、飽きたなら言ってくださいね。私『行かないでー(泣き)』とか言わないんでww」
って言われたことがあります。無能です。
そいつ実はめっちゃ男と遊んでたみたいだけどね(本人談)。
他にもおもしろいことたくさんあるんですが、それはいつかまた。
さて、お久しぶりです。
忙しい時期になってきましたね。面接もたくさんやっていらっしゃるでしょう。
僕は2月がゲロ忙しくて、毎日大阪に行っていたことを覚えています。
そんでね、今更かもしれないんですけど『OB訪問』について少し書いておこうかと思うんです。
どう考えても遅いんだけど、いまやっている人もいると思うので。
そもそも就活生がOB訪問を何のためにするのか、っていうのを考えたときに。
「その会社について知る」
「その会社の仕事がどのようなことか知る」
「あわよくば人事に口利きしてもらう」
とかだと思うんですよ。
最後にいたっては普通にOB訪問しているくらいではまず有り得ないので意識している人は、やめてくださいね。
それ女の子と二人で飲みにいって
「もしかしたら今日、間違いがあるかもしれんなフヒヒヒヒヒ」
っていうのと同じ位、空振りしています。
そもそも余程すごい能力を持っている人じゃないと口利きしてもらえないし、
ましてや採用にある程度決定権を持っている人を相手にしないと意味がないですしね。
どうせ就活生が会う社会人なんて20代とかでしょう。そんな人に何の力があるんでしょうか。
最初の二つに関しても間違っているんですよね。
そもそも何でOB訪問するかっていったら、大概の人は内定がほしいからですよね。
このブログでもずっと言っているんですけど凡庸な大学生が、1つの企業を狙い撃ちしている時点でおかしいんです。
就活ってほとんどの人にとって入社するものじゃなくて、企業にさせてもらうものですからね。
つまり内定をいくつか持っている状態で選ぶために深い企業研究をすることはとっても有意義なんですが、
内定前に1つの企業について調べるなんて恐ろしく労力のかかるし非効率的です。
ブログにも書いてますけど僕は第一志望の企業なんて設定するべきではないと思っています。
どうしてもできてしまったのならば、企業研究してもいいでしょうが。
だからOB訪問はできるだけ早い段階で始めなければならないんですよ。
べつに3回生からやれ、なんて誰も決めてないですしね。
そんで、です。
じゃあOB訪問は無意味なのかというと、そうではないと思っています。
就活生というか大学生がいちばん考えなきゃいけないことって
働くって何?
ってことだと思うんです。
バイトなんかとはぜんぜん違うことだと思うんです。
そういうことについてイメージがわかないから(当然ですが)、いろいろなことに思い悩むと思うんです。
地元を離れたくない。
家族をつくりたい。
休日はしっかり遊びたい。
みんないろんな志望があると思うんですが、そもそも働くことに対してイメージが湧いていなければ
「楽して給料もらいたい」
「女の子にモテたい」
「ていかそもそも働きたくない」
って、なるに決まってるじゃないですか。僕みたいに。
働くってことの就活生のイメージってだいたい
・怒られる
・飲まされる。いろいろ強要される
・休めない
・お茶に雑巾の絞り汁入れられる
・社内恋愛の多くが不倫
・女子トイレの個室にいたら外から自分の悪口が聞こえてくる
とか、こういうネガティブなものになりません?知らないことだし、不安だから。
少なくとも僕はそうでした。
スパルタ女性上司に、深夜残業のときに体でゴメンナサイさせられるとか思っていました。
ていうか僕は
働きたくなさすぎて、家から出たくなさすぎて、
在宅の仕事で生きていけないかネットで調べまくりました。働きたくなくて……夏。でした。
でもきっとそうじゃないと思うんですよ。楽しいこともたくさんあると思うんですよ。
むしろ楽しくなきゃ人生は意味ないし、労働はあくまで人生を楽しくさせるためにあるものだと思うんです。
だから、労働するってことに対する正確な情報を知らなければいけないんです。
そんなものネットでは限界があるじゃないですか。
ネットは人がオフラインでは言えない憤りとかを捌け口している場所だし、広告関連の情報は作り上げられたもので信憑性に乏しいし。
働くってことに対するイメージを就活生は作ることで、
就職後のギャップを軽減できるし、
志望する働き方がわかるってことは志望業界も作りやすいし、企業も決めやすいし、
極めつけが
「あー、学生のくせに知ったかウゼーわー」
って人事や面接官に思われにくくなるわけですよ。
なんでかっていうと、就活生なんてどこまで行っても働いたことのないクソガキなわけです。
この話もよくブログでしてますけど。
世の中の就活生には思い込みで「知ったかぶって」喋りまくるやつが山ほどいるわけです。
そうなったら、よほど能力の高いやつじゃないと内定とれないです。イラつくし、かわいくないし。
だから企業を絞らずに労働するっていうことを調べれば、社会人そのものについて調べているっていうことになるわけです。
それらを参考にして自分がどう映るかを考えれば
必然的に「大学生らしい就活生」になれますよね。
新卒一括採用ってそういう人を採用する制度ですから。0から教育する制度ですから。
企業は社会人と同じスキルを持っている人は欲しいでしょうけど、社会人と同じような雰囲気の人はべつに要らないですから。扱いにくいわ。
とはいえ、そのためには質問の内容とか考える必要はあるわけですけど。
例えば「鬱陶しい学生ってどんな人ですか?」とかね。細かい話はまた今度。
ここで「いやいや、その企業に詳しかったら内定とれるだろ」っていう明らかにブログのログを読んでいない人の質問があるかもしれないんですけど、
圧倒的なその企業に対する知識があっても確実に採用の決定打にはならないので。
受けてみればいいと思います。もちろんうまくいけば内定とれると思いますが。
でも僕は効率とか、内定後のことを考えたときに、以上のようにするべきだと思うのです。
そもそもその企業の人に話を聞くんだから「労働って何?」って質問しても、その企業を軸にした話がでてくるでしょうが。
結論としては
・OB訪問したほうがいいけど、やるならできるだけ早い段階で。
・そのときもその企業について詳しくなるんじゃなくて、できるだけ労働するって何?について知ること
です。
でも、OB訪問って面倒くさいよね。
僕のところにですら、よく人が来るんですが「すごいやる気だなあ」って思います。
以上、無能でした^^

