内定の一歩目は「嬉」からはじまる人間性
無能です。
アイドルといえば僕が小学生くらいのときにモーニング娘。が大流行していました。
特に好きでもなかったのですが、どこに行っても「LOVEマシーン」が流れていたので、僕の生活にはモーニング娘。がとても浸透していました。テレビ好きでしたし。
ある日、小学生だった僕はネットサーフィンをしていました。
そのころからひきこもりネットオタク生活は始まっていたのですが、そのとき、偶然出会ったのです。
アイコラに。
あれです、はだかんぼうの女性の首をアイドルの首とすげ替えるやつです。
ディスプレイに映し出されていたのは後藤真希だったのですが、
残念ながら小学生だったときの僕には加工された画像であることを見分けることができなかったんですね。
そして調べてみると、そういう画像が山ほどでてきました。
死ぬほど凹みました。
だってテレビであんなに活躍している女性たちが、みんなネット上では素っ裸になっているわけです。
さすがにテレビでおっぱいが出ることはあまり無いと知っていましたから、
世の中のアイドルはそういうシステムになっているのか(テレビで清純に活動してネットではおっぱいを出してお金をもらうという構造)
と、この日本社会の触れてはいけないダークサイドを知ってしまったと思い込んだのです。
その後、アイコラというものを知るまでに1か月くらいかかり、その間、ものすごく落ち込んでいました。
給食ものどを通りませんでした。
それくらい、純粋だった幼い僕は、傷ついたのです。
以上が
僕が中学校を卒業するまでアイコラ画像にどっぷりとはまるきっかけです。
久しぶりに下ネタをかましたところで、まともな話をします。
無能学生の場合、人間性を面接官に伝えられなければ面接は突破できないことは、これまでにさんざん述べてきました。
もう3年越しくらいで言い続けていますので、それを参考にして内定を取ってくれた人が何百人といらっしゃり、それなりに信ぴょう性もあるでしょう。
今回はそれをもう少し「自分の話に取り込む」ための重点を書きます。
人間性と一口にいっても見方は様々で、たとえば性格だとか、言動の傾向だとか、たくさんあります。
それを発見する、もしくは設定する方法はこれまでにも述べてきました。
しかし、まったくもって想像できないという人も一部にいらっしゃるそうな。
わかります。
よほど内向的人間でなければ、自分について深く考えることなんて人生のなかであまり無いでしょうから、あらためて取り組もうとするとうまくできないかもしれません。
つくづく生まれたときから、何かとこもるタイプの人間でよかったと思います(震える)。
とにかく、自分のことなんて考えられない、そんな人にオススメしたいのは
自分は何で嬉しがるか
を考えることです。
この「何で嬉しがるか」はとてもその人の人間性を把握しやすい観点です。
ていうか、想像しやすいんですよね。
しかも意外と一般的な就活ノウハウでは使わないワードなので、盲点ともいえます。
まず、一般論として考えてみると
イケメンと話すことを嬉しがる
⇒面食い、見栄え重視
知らないところに行くことを嬉しがる
⇒好奇心旺盛
いじられて嬉しがる
⇒かまってもらうのが好き
追い込まれると嬉しがる
⇒マゾ
みたいな感じです。
友達でも恋人でもなんでもいいんですけど、嬉しがるポイントが自分の好みとまったく違う人とはなかなか仲良くなれないですよね。
もっと言うと好きになれないですね。
(振り返りとして書きますが、面接は面接官が個人的にその就活生を好きになればほぼ100%通過できます。詳細はブログの他の記事か本を読んでください)
極端なことを言いますが例えば、人の悪口を言うことを嬉しがる人とかいるじゃないですか。
あとは人が苦しんでいるのを見るのが好き、とか。
直接的にそれを肯定する人はめったにいませんが、明らかにそういう傾向がある人います。
好きになれません。それはもう。
何なら半径1.5メートルくらいは距離をおいて生活したい。
分かりやすいので、無意識的に人事や面接官も重視すると想像できます。
人事や面接官というより、人としての話だと考えたほうがよいかもしれません。
もう少し、就活での表現として考えてみましょう。
・個人能力を研鑽することを嬉しく感じる
・地味な作業を丁寧に迅速に進めることを嬉しく感じる
・人に褒められることを特に嬉しく感じる
・目に見える形で実績を残したときに嬉しく感じる
などなど。
ちなみに僕の場合は
・自分にしかできないことを得たときに嬉しく感じる
・集団のために尽くすことを嬉しく感じる
の2点を重視していたはずです。
いま考えてみると、内定をとったところ、もしくは最終面接くらいまで進んだ企業は、だいたいどこもそんな人間を受け入れる土壌や雰囲気がありました。
逆に統制された組織体の感じがあって、悪い意味ではなくロボットのように従順でバリバリ活動する人を好みそうな企業には好かれていなさそうでした。
結局、嬉しく感じる、というのはすべての行動のモチベーションや、やる気、元気、そしていわきに繋がります。
「働く」を支える、重要な部分なわけです。
つまり根本的な「どうしてこの人間を採用するのか」を考えやすい素材といえます。
人事や面接官はとかく感覚的に人を見て評価することはこれまでにも述べましたが「嬉しさ」は、その人間を採用する理由を仮に答えるとして、とても説明しやすいのです。
だから人事や面接官の好みと合致したときにとても強いですし、逆に感じられない人は「どういう人間かよくわかんねェ」という理由で落選していくのです。
もう一つ言うと、あまり深く「どう見えるか」という心配はしなくて構いません。
例えば
・リーダーシップを発揮したときに嬉しく感じる
・雑務に見えても与えられたことに黙々と取り組むことを嬉しく感じる
などです。
見方によっては前者であれば「仕切りたがり」「自己中」、後者は「地味」「仕事を生み出せない」などとなります。
しかしこんなもんは一面的な見方でしかありませんし、実際の面接では多方面の話題でやり取りをします。
あくまで「嬉しく感じること」は手始めの素材として考えるものです。
役に立つのでぜひ活用してください。
ではでは、無能でした。
今日は生まれて初めてボルダリングに挑戦するのですが、実に5年ぶりくらいのまともな運動だったと思うので、心臓発作とかにならないかと、とても心配しています。
これが最後のブログ更新になるかもしれません。
みなさん、今までありがとうございました。