心構えとして(2)。
二つの化粧品があるとしましょう。化粧水です。
そこにあなたが化粧水を購入に来て、その二つを発見し、どちらかを購入するつもりです。
一方は
「お肌爽快!さらさらしっとり水」と書いてあります。
そしてもう一方には
「お肌爽快!さらさらしっとり水 エモニシン、イークラートゥカヤ、タカヨエキス配合!」と書いてあります。
どうでしょう、どちらを購入したいですか?
恐らくほとんどの方が後者を購入したいと思うでしょう。
それはなんかよくわからんけど良い要素が含有されてるんだろうな、と思ったからではないですか?
就職活動も同じです。
内定を持っていることはもちろんあなたを精神的に安定させる効果もありますが、企業側からすれば
能力の証明を少なからずしてくれていることになります。
だから中小企業も受けまくるべきなんです。
行く、行かないは内定を取ってから考えてください。
「どうせ行かないから受けない」とほざく人々にあなたは就職活動中に出会うことでしょう。それは友達
かもしれません。
そういう人々を尻目に内定をかき集めてください。無視してください。
そして本命の会社の面接で、面接官に言ってやるのです。
もらった数枚の内定証書を手に持ち
「御社に入るために就職活動をしてきました。実力を知ってほしかったために他社で内定を取ってきました。
今、置いて帰れと言われれば、僕は置いて帰ります」
と。
どうです?
かっこいいでしょう?
めっちゃ熱意あるように見えるでしょう?
それを複数の会社でやってください。
内定をとるために手段を選ぶべきではありません。正攻法(僕は僕のやり方が間違っているとは思いませんが)で
内定を取れるのは『有能』な学生だけです。
何度も言います。あなたは『無能』です。
卑怯、ずるい、狡猾、いろいろなことを周囲から言われるかもしれません。
しかし勝者とは内定を取った人間のことを言うのです。
そしてさらに言えば、中小企業にもすばらしい会社はたくさんあります。
具体的に言えば、国内シェアなり、世界シェアの高い企業は『強い』会社です。
きっと名前は皆さん、ひとつの企業もご存じないと思います。
僕も就職活動を始める前はそうでした。
調べて受けてください。そして調べた結果ぜんぜん行きたくなくても受けてください。
地方の方だったらその地方にある企業の選考に参加しまくってください。
全然興味無くても内定取れたりします。それが就職活動の不思議なところです。
自己分析や筆記試験の勉強もいいでしょう。
しかし肝要なことは面接です。
面接がほぼ全てなのです(筆記試験など他の練習もできますけどね)。
だから友達が一社選考を受ける間に、あなたは10社受けてください。
僕は知り合いが3社受けたときには既に20社は受けていました
楽ではないです。しかしやるしかないのです。