21歳を通り過ぎて。
新聞のテレビ欄でセックスアンドザシティを見つけて深夜まで頑張って起きたけど裏切られた。
無能です。
本日、3月8日で僕は22歳になりました(魔人なので本当は10万22歳です。10万22歳なのです)。
振り返ってみると21歳からの1年間は激動でありました。
3月11日に大震災があったとき、僕は東京にいました。
京都から就活に出てきていて、当然新幹線は動かなかったので完全に帰宅難民と化しました。
偶然、東京に来ていた爺ちゃんを保護するために2時間ほど歩き、そしてホテルの特設非難室で一夜を明かしました。
就活が終わり、このブログを開始しました。
活動するなかで嬉しいことも、憤りを覚えることも、いろいろありました。
お金がもらえるわけではありません。
たまに非常に無礼な仕打ちを受けることもありました。
そのなかで記事を書き、そして読者さんと交流をし、就活の相談に乗ってきました。
僕には僕にしか発信できないことがあると思うから継続できました。
就活を終えて感じた憤りは山積していて、これは就活生ひいては社会に対する問題提起としても重要だと思うようになり、
さらに僕には並みの就活コンサルタントよりも役に立つと確信する内定のための戦略と戦術を練り上げました。
この二つはこの先も両立する人間でいたいと思っています。
就活は変わらなければなりません。もっと多くの人が関心を持たなくてはなりません。
しかし、変わったとして、就活生に優しい環境になったとして、それは中長期を見なければなりません。
すると僕らの前後の世代は静かに殺された世代になってしまいます。
サイレント・キル世代とでもいいましょうか(ゲームのサイレントヒルとかけてみたよ✩ウマイッ)
だから就活に変革を起こすにしても、如何にして内定を取るか、という視点は欠かせないのです。
就活をしないという選択はもちろん非難されることではありません。
他人が選んだ人生選択に口を出すものではありませんし、その勇気を尊敬しなければなりません。
しかし、ほとんどの大学生は就活をすることから、就活自体を否定する論調は忌むべきものなのです。
就活は不可避です。どんな社会になろうとも。
そして席は限られています。どんな社会になっても、そこには競争が生じるのです。
僕はそこが表面的な実力主義の争いになってほしくないのです。
しょうもない資格や実績の小競り合い、如何にして背伸びをするか、とにかく目立つように話を盛る……。
非常につまらないです。そんなものは自分の人生の否定です。
僕はそういった観点を大事にして、内定の戦略と戦術を書いてきたつもりです。
そうしているうちに、少しばかり知名度が出てきました。
京都の就活デモに参加したり、フォーラムに出演させていただいたり、「いまの就活を知ってくださいtwitter運動」をしたり、大学講師の方にご助力を承ってセミナーを開催したりしました。
そして、出版甲子園にエントリーし、いくつかの審査を通過し、いろんな方のお世話になり、準グランプリを受けました。
その後もいろんな方に手助けしてもらい、そして温かい言葉をかけていただき、活動を継続してきました。
人生で一番、能動的に動いた1年間かもしれません。
そして僕のかねてからの夢を果たせそうです。
出版が決まりました。
原稿はできていませんので、皆さんの手にわたるのはもう少し先になります。
それとタイトルも変わりますので、内容も少し変わってきます。
もしかするとトラブルで立ち消えになったりするかもしれません笑
もう少し、がんばります。
僕の活動を支えてくださった多くの人に、出版という結果を残すことで、恩返しができればいいな、と思っています。
余談ですが。
僕は高校生くらいのときから小説家になりたいと思っていました。
といっても書いていたのはライトノベルなのですが、僕はけっこう頑張って書いていたつもりです。
そんななか大学に進学することが決まり、京都にきました。
そして知り合いの方に尼さんを紹介していただいたのです。
この尼さんは占いとかではないんですが、いわゆる「見える」方で(ちょっと表現がわからないのですが)、とにかく相談ごとに乗ってくださいます。
正直、僕は占いとか幽霊とか神様とか、そういったスピリチュアルなものは面白いと思っても信用することは無いので、「まぁ、参考程度に」と思ってお話を伺いました。
「本を出版したいです。どうすればいいですか」
と聞きました。
今思えば、馬鹿な質問です。頑張ればいいだけなのに。
するとその尼さんはいろいろお答えくださいました。
しかし半信半疑だったので僕はあんまり覚えていません。
そんな中、1つだけ覚えていることがあって。
それが
「芽が出るとすれば21歳のとき」
という言葉です。
先日、それをふいに思い出し、僕はおしっこをもらしました。ちょっとすごい、と思っていますw
まぁ
10万年ずれてるけどね。
では、10万23歳になるまで、また頑張りたいと思います。
卒業も決まり(ハイパー安心した)、来月から社会人です。
大学生ではなくなりますが、締めの良い大学生活だっと思います。
では、無能でした^^

