就活生にブラック企業は判別できない。
更新、すごく遅れましたね。
出版甲子園がんばっているので、皆さんあたたかくお見守りください。
皆さんの応援が本当に心強いです。
さて、今日はこれを何も言わずに見てほしいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
@poipheno どこから話したらいいものか…とりあえず先に結果だけ言います。
ぼくは新卒で卒業してその年の4月に働きだして次の年の6月末に会社は閉鎖しました。
そんなに小さい会社というわけではなくてむしろ全国に支店がある会社でした。
新卒も全国で300人くらいはいたと思います。
@poipheno 閉鎖になったきっかけも他県の支社の社員が新聞沙汰になって、最初は営業自粛、その1週間後くらいには閉鎖という流れでした。
残った社員は他の部署に回されるって話があって課長と面談して残るか辞めるか決めるって感じでした。
まぁぼくは辞めたわけですけど。
@poipheno 今にして思えば、合同研修からおかしかったんですが当時はあんまりブラックなんて言葉も普及してなくて。
とにかく言われるがままに洗脳される日々を送ってたわけです。
まず合研は西日本の支社から新卒を集めてやりました。
@poipheno 合研は3日間泊まり込みで外出はなし。
ずっと営業とは何か、仕事とは何かと言った精神論を大半聞かされたと思います。
極め付けは各支社の新卒を前に立たせて社訓合戦。
社訓が10カ条くらいあるんですけど、それをいかに大声で言えるかを競い合うんですw
@poipheno 段々話してたら面白くなってきたw
まぁそれで声が小さいと判断された支社の新卒は何回も何百人の前でやり直し。
ちなみに社訓には殺すまで離すな!って文もありました。
夜は部屋で営業トークをおぼえるわけです。
@poipheno それで配属されてまずは挨拶ですね。
これはめちゃ厳しかったですw
何か発言する前には必ず、お疲れ様です!!と大声で返事。
気合入ってなければ大声で怒鳴られますw
軍隊式です。
@poipheno 出社時間は大体10時で帰社は22時。
そこからダラダラと反省会と営業レポートを書いて24時に退社。
もちろん残業代は出ませんw
というかタイムカードじゃなくて、出勤簿にハンコでしたw
ぼくは会社員ってそういうもんだと最初から覚悟してたんで耐えましたw
@poipheno 最初新卒は5人いて、女子2人は1ヶ月で辞めましたw英断ですw
しかし、ぼくは無駄に我慢強いというか、我慢が美徳と思ってた節があって耐えてしまいましたw
7月になってようやく慣れたなー、なんて思ってたら衝撃的な事実を聞かされるわけです…
@poipheno 7月の初日の朝礼で課長が残った新卒のお前たちにも今月から「対応」があると言いました。
対応とは2ヶ月連続で規定の営業成績を満たさなかった場合は問答無用で部署移動というものです。
正直、えっ?えっ?って感じです。
まぁ騙されたんですねw初耳でしたw
@poipheno 結果だけ言いますと、残った新卒のうち2人は飛ばされました。入社して5ヶ月で。
要するにぼくだけ残っちゃったんですね。
1回生き残ったとはいえこの対応は何回でも当てはまるんです。
つまり新卒でも社歴10年の家族持ちでも容赦なく部署移動というわけです。
@poipheno どういった部署に飛ばされるのかというと、最初は車で営業だったのが歩きの飛び込み営業に変わります。
しかもそこでも対応が待ってるという仕組みです。
部署移動したからといって売れるようになるかというとそんなことなくて、むしろ鬱状態なんでたいがい辞めます。
@poipheno ぼくも3回くらいは飛ばされそうになったんですけどwなんとか生き延びました。
こんなシステムなんでとにかく大量の新卒や中途を入れてふるいにかけ選別していくって感じなんです。
逆に売れれば20代で手取り40万って人も何人かいました。
弱肉強食の世界でした。
@poipheno ほぼ野生に近い世界なので、もちろん送別会はありません。
なぜかというとやってたらキリがないんですね。
20人ちょっとの支社ですけど1年で半分以上は入れ替わってますから。
@poipheno 当時ノルマ達成が危なかった月の後半によく自転車で出勤中に思ってたのは、このまま事故に合わないかな…でした。
死ぬとかじゃなくて、足とか腕骨折したらノルマの猶予期間が伸ばしてもらえるんじゃないかと期待してました。
完全に洗脳されてますねw
@poipheno 当時、新書なんかで3年で辞める若者とかもあったんで必死だったんですね。そうなるまいと。
これで仕事内容が良ければまだよかったんですけど、仕事内容も非常に微妙なグレーゾーンでした。
@poipheno そんな仕事内容が説明会の時に新卒にされるわけもなく、あとはひたすら洗脳ですね。
その会社は新卒同期で飲みに行くのも禁止でしたね。
なぜかというと仕事がきつすぎて同期だけだとグチを言い合いまとめて辞めることに繋がるからだそうです。
@poipheno 危ない目にもちょいちょい会いましたね。
2時間くらいクレーマーの所で囲まれて、脅迫まがいのことを言われたり…まぁ度胸はつきましたけど。
@poipheno この弱肉強食システムとか仕事内容に疑問を持たなかったのかと?言われたら、なんというか一瞬でも自分に迷いが出たら厳しかったんですね。
営業の足が止まるというか、気持ちが萎えるというか…そうしたら一気に部署移動⇨退社ですから。
自己暗示しかなかったんですね。
@poipheno あとは売れない営業に対して詰めるってのがありましたね。
朝礼で責任者が部下を立たせて、なぜ売れないのかを延々と問い詰め続ける、精神的公開処刑みたいものです。
@poipheno 具体的には…責任者「おまえなんで売れてないの?」
自分「営業トークが不十分だからです」
「なんで練習しないの?」
「しました」
「じゃなんで売れないの?」
「……」
「黙ってたらわからないだろ?なんで売れないの?」
こんな不毛なやり取りを朝から20分くらいやるんですね。全社員の前で。
@poipheno 長い暗い話になりましたけど。
ぼくはまだ恵まれてるほうですよ。
自社商品を半強制的に買わされたり、気合入れるという名の暴力はなかったですから。
ぼくの友人はもっとひどかったです。
@poipheno 当時は労働基準法や日本が海外に比べて労働条件が劣悪なことなんかは全然知らなかったですね。
過労死や過労自殺なんてのは知ってましたけど…
自分とは関係ない世界の話だと思ってました。
@poipheno 最後にもしこのツイート読んでる人で昔のぼくみたいな人がいたら、個人の環境や立場はもちろんあるけど。
なんでも我慢すればいいってことはないよ。我慢にも良い物と悪い物がある。
死ぬくらいなら無職や日雇いも悪くない。
それだけ!聞いてもらえてありがとうございます(^_^)
@poipheno 1つ思うのは今の学生が物凄い苦労してやっと就職したらブラックだったってこともあると思うんです。
苦労したから辞めたくないと思うんですけど…それでも家族や自分の体を第一に思って欲しいですね。
それは別に怠けじゃないと思います。
@poipheno まあ、簡単にぼくに辞めろと言われて、じゃあどうやってメシ食っていくんだ!とか将来責任取れるのか!と言われると無理なんですけど。
それでも…健康第一かなって思います。もちろん精神面も含めて。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皆さんはお気づきでしょうが。
既に僕は漏らしています。
これはtwitterで知り合った方に聞いたご本人の体験談です。
先日こちらの方と直接お会いしていただけることになり、ここに書いていないお話もたくさん伺いました。
この方から僕らが就活生として学ばなければいけないことはひとつです。
・ブラック企業は就活をしている段階ではわからない
ということです。
ブラック企業に入りたくない。それは誰しもが思うところでしょう。
そしてそれを僕らは念頭において就活をしてしまいがちですが、無駄なんですね。入社しなければわからないのです。
しかしこれに絶望してはいけません。
ここから僕の話になりますが、僕らが認識しておくべきことは
・内定すれば企業と就活生の立場は逆転すること
そして
・就活をサポートする企業は、就活生の味方ではなく、「就活を媒体としてビジネスをしている方々」であること
です。
前者ですが、
僕らは企業にお願いして入社させてもらう立場です。
これは現実を見れば事実であり、よく言われる「企業が君たちを選ぶんじゃない。君たちが企業を選ぶんだ!」というような発言は気休めに過ぎないものです。
しかし内定をもらった後ならば、企業はその人物をどうにかして確保しようとしてきます。
僕らのほうが立場が上になるんです。
もしブラック企業に入りたくないのであれば内定をもらった後に血眼で見定めればいいんです。
内定をもらった後でなければ聞きにくい質問もたくさんあります。給料や有給の取得率など。
つまり、
選考に参加する前に企業研究をするのは無駄であるということです。
これは以前の記事にも似ていますね。
そして後者。
どの企業を指しているのかはわかりますね。ナビサイトを運営しているあれらの会社です。
彼らはあたかも僕らの味方であるような顔をしています。
しかし現実には彼らの行っていることはビジネスなのです。
利益が第一優先であり、僕らの将来なんか興味はないのです。
いいですか。
彼らにとって
「就活生の不安の増大」は「市場の拡大」であるのです。
これを皆さん、忘れないでください。
ナビサイトは僕らにブラック企業の存在は教えてくれませんよ。だって彼らにとってはブラック企業も商売相手ですから。
「○○っていう会社、ブラックらしいよ」っていう話を聞いたら、その○○をナビサイトで見て御覧なさい。
あたかもとても良い企業であるかのような紹介文を載せています。
就活サポート会社は僕らの味方であったとしても、同時に企業、ひいてはブラック企業の味方でもあるんです。
ナビサイトが薦めるからといって全てが正しいわけではまったくありません。ともすれば彼らは僕らの不安を結果的に煽ってきます。それが商売です。
もちろん彼らも悪者ではないですが。
そして、今日、最も大切なことを繰り返し、引用させていただきます。
@poipheno 最後にもしこのツイート読んでる人で昔のぼくみたいな人がいたら、個人の環境や立場はもちろんあるけど。
なんでも我慢すればいいってことはないよ。我慢にも良い物と悪い物がある。
死ぬくらいなら無職や日雇いも悪くない。
それだけ!聞いてもらえてありがとうございます(^_^)
@poipheno 1つ思うのは今の学生が物凄い苦労してやっと就職したらブラックだったってこともあると思うんです。
苦労したから辞めたくないと思うんですけど…それでも家族や自分の体を第一に思って欲しいですね。
それは別に怠けじゃないと思います。
では、今日の記事はこの辺りで締めようと思います。
コミュ力の記事はしばらくお待ちください。申し訳ありません。
この記事を何よりも早く読んでいただきたかったので。
ではでは、無能でした^^(びしょびしょになったパンツを洗いながら)
僕と同じで漏らした方、クリックお願いします。


テーマ : 就活 就職活動 新卒 就活ポータル ジャンル : 就職・お仕事