凡人学生3人が内定15個とった話⑫~OBOG訪問したことが原因で落選する人いるいる~
にゃちは。
冬は特に一人が辛い。
無能です。
人肌恋しい季節に、自分で自分を抱き寄せます。
今日は2月9日……。
「凡人内定完全マニュアル」の発売まで1週間をきっております。
既にAmazonなどで予約してくださっている方がたくさんいらっしゃるみたいで、嬉ションで僕の部屋はびちょびちょです。
どうしてくれるんですか一体。
「あー、読んどいてよかった」と半年後に必ず言わせるつもりで書きました。
それくらい凡人学生が、進路として納得できる内定をとるための情報を、ぶち込みにぶち込みまくりました。
ぶち込み過ぎて270Pも書いちゃいましたからね。
凡人学生3人が内定15個(正確には16個)とった、その全てを詰め込んでいます。
※ちなみに有名食品メーカーに入った理系女子のインタビューも入っています
ぜひ手に取っていただければ幸いです。
Amazonはこちら!
※凡人内定戦略シリーズを買ってくださっている方もいらっしゃって大変うれしいです。ありがとうございます。
2月15日、全国の書店で発売です。
よろしくお願いいたします。
今回も「凡人内定完全マニュアル」からの抜粋です。
※推敲前になりますので、紙面では加筆・修正されています
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■OBOG訪問したことが原因で落選する人いるいる
インターンとは少し異なりますが、OBOG訪問についても触れます。
(※OBOG訪問は本来的には『卒業して会社員になった先輩に会って話を聞くこと』だが、『大学が異なる特定の会社員と直接会って交流すること全般』を指していることもある)
ハッキリ言いますが、僕は
凡人学生にとってはあまり必要ではない
と考えています。
内定者のなかにはOBOG訪問を神格化する人もいますが、特定の企業を狙い撃ちしている時点で凡人学生ではないので、その意味では参考になりません。
もちろんこれだけの理由で不必要と断じるつもりはなく、
OBOG訪問は内定に直結しない
という理由が大きいです。
基本的に採用活動はその担当者によって行われるものであり、小さな企業でない限りOBOG訪問をした先輩が人事に口利きして有効化させられることは決して多くないです。
以上の理由からメンバーに僕から積極的に促したことは一度もありません。
しかし、もしアナタがそれでも諸先輩の話を聞いて、場合によってはその後の食事に誘われてそのままぺろりんちょされても構わないというなら、注意してほしいことがあります。
さんざん「いかにして複数内定をとるか」という話をしてきて、それ以外の話をするつもりはないのですが、
OBOG訪問で聞きたいことって
事業・業務内容とかじゃなくて待遇とか福利厚生ですよね、ぶっちゃけ。
わかるわ~。
僕も給料と勤務時間しか正直、興味ありませんでした。
金!そして楽さ!みたいな。
そもそも「モテそうだから」という理由で就活生時代は美容業界を志した人間ですからね。
マジメなことを言えば、事業内容なんて企業の採用ページでだいたいわかりますし、そもそも配属は自分で操作できないパターンがほとんどです(新卒の配属が固定されている場合も多いですが)。
ですから、せっかくOBOG訪問をするんだったら、
調べればわかるようなことは聞かないでください。
失礼ですし、アホの子だと思われます。
僕もよくOB訪問を依頼されるので、できる限り引き受けます。
直近のもので、ある日、女子大生が僕を訪問してきました。
僕は諸先輩方を見習って隙あらばLINEを交換してちょめりんこしてやろうと思っていたのですが、その子がものすごくマジメそうな子で、あまり会話も弾みません。
(というかそもそも質問を全く用意していなかったのでぶちギレそうになっていました)
そこで僕は「何でも聞いてください。ぶっちゃけ聞きたいところは別なんじゃないですか?」と言ってみました。
誘導尋問的な感じもしますが、すると彼女は「え……いいんですか?……産休とかとれますか?」と聞いてきて、その後、堰を切ったかのように
福利厚生についてめちゃめちゃ掘り下げてきました。
気になるのは理解できますが、福利厚生について掘り下げるなんて愚の骨頂です。
なぜなら、『志望動機』のところでも言っているように
「お前のメリットなんかこっちはどうでもいいんだよ」
という発想が基本的に企業や会社員側にはあるので、ムカつくからです。
※詳しくは志望動機の章を読み返してください
「お前にうちの会社がどれくらい産休とれるかを教えるためにこっちは仕事の合間を縫って来ているわけじゃねーよ」と思うのが人間だからです。
人事に口利きする可能性は低いとは言いましたが、一部の企業には
OBOG訪問をしたら依頼された会社員が人事などに報告するルールがある
場合があります。
どういう使い方をされるかは企業次第ですが、こうなると面接として捉えたほうが安心です。
福利厚生をガンガン聞いてくる人が評価を落とされやすいのは面接と同じですし、
就活生側が選考だと思っていないぶん、素が出やすいので情報としては重宝されます。
OBOG訪問をして何も得られないとは言いません。
やるんだったら、油断せずに、内定をとるために役立つ情報を引き出してきてください。
あとはOBOGは多くがボランティアでやっているので、失礼のないように、マナーを守ってやってください。
相手も人間ですから。
A子「私は一回だけやりました……。ただ緊張するだけで、後から考えればやらなくてよかったなって思いました」
無能「何でですか?」
A子「OBOG訪問をした企業はエントリーシートで落ちたからです」
無能「意味ねェ!」
~続く~
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発売が僕もとても楽しみです。メンバーと一緒につくってきたようなものなので、彼らにも早く渡したいです。
※ちなみに僕もまだ見本を見ていません!笑
ではでは。
無能でした。