そうは言っても人事や面接官が見聞きしたときどう思うか、って重要よ
生きています。
無能です。
最近、ブログはもちろんツイッターでもあまり現れていなかったもので、死亡説が流れておりました。
どっこい、生きております。辛うじて。
常に虫の息ですが、生きています。
リアル無能の就活。ですが、内定の合計数が14個になりました。
凡人学生でも、やっぱり勝負できます。
恐らく彼らがこなしている量は常人の3倍くらいですが、難なくやってくれました(もちろん努力していますが)。
やっぱり凡人内定戦略シリーズは凡人学生にとって最強の教則本です。
この軌跡については、良い形で読者の方々にお伝えしたいです。
さて、本題。
ここ数日、いろんな人の自己PRを見る機会があったのですが……
まァ、ひどい。
何がひどいって
読んでも意味わからないんですよね。
文章を書き慣れていない人、というか何かを他人に伝えるということに頭をひねった経験がない人によくありがちなんですが、
文章が本当にただの文章で、
意味をなしていない
んですよね。
要は何も伝わっていない、と。
自己PRなんて「伝えたいこと」を規定分量のなかで凝縮して、詰め込まないといけないわけじゃないですか。
俺、いけてるっしょ。 私、採用したいっしょ、と。
しかも自覚があれば修正しているわけなんで、修正していないってことは、伝わっていると思っちゃっているわけなんですよね。
これは罪です。
断罪必至。
私刑に処したい(
例えば
「『感謝』の気持ちを広げます」
っていう自己PRがあったとするじゃないですか。
もちろんいろんな補足や実際の経験は入るにしても、主題はここにあります、と。
これだけなら、よくある自己PRです。
感謝という言葉は、ラッパーじゃなくても好きな人いますからね。
じゃあ、企業側のホームページに
「『感謝』の気持ちを広げます。 by 株式会社 無能インダストリー」
とだけ書いてたら、どうですか。
わけわからんでしょう。
何をやっている企業か、さっぱりわからんでしょう。
もうちょっと足しましょうか。
「何かのモコモコを通して、感謝の気持ちを広げます」
もっと、わけわからんですね。
いや、「何かのモコモコ」が悪いのは自分でわかっています。
(何で例に挙げたかわかりませんが最初に思いつきました)
でも、アナタの書いている自己PRもこうかもしれません。
凡人学生にありがちなのが
自分の知っている部分を無意識的に「前提化」しちゃう
ってことです。
これをやると、マジで伝わるものも伝わりません。
どういう人かもわからないですし、どういう活躍をしてくれるのかも分かりません。
相手はアナタのことを何も知らない、フラットな状態で読んでいる(聞いている)と思っていてほしいんです。
例えば「具体的に書け」っていうのは就活界隈ではよく言われることですけれど、確かに大切です。
(「数字~」とか言っているコンサルタントの人もいますけれど凡人学生にとっては本質部分からは外れています)
良い悪い以前に、「人物像が理解できない」で落選する人は、めっちゃくちゃ多いということを覚えていてください。
評価の土台にすらあがりません。
複雑な話をしなければいけないわけではありませんし、妙に背伸びした文章も要りません。
相手に伝わるかどうかを、最優先して文章を考えてください。
自分が思っている以上にみょうちくりんな文章を書いている人は多いです。
自分で振り返ることができれば一番ですが、無意識下の話も入ってくるので、まずは他人に見てもらうといいと思います。
このとき「どう思う?」とか、ざっくりとした聞き方はやめてくださいね。
(自分の聞きたい部分を引き出せるように質問するのもまた、能力ですよ!)
「私のことをまったく知らないとして、この文章で何が言いたいか理解できる?どういう人かイメージつく?」
と聞いてください。
良い自己PRって、中身がすごいんじゃなくて、読んでいてすっと落ちてくる自己PRです。
「すっと落ちてくる」っていうのは、人となりがその文章を読むだけで、「?」が浮かんでこないということです。
イメージがついたら、それでいいんですよ。
(どうせ1から10まで説明することなんて、できないんですから)
イメージがついたら、あとは「掘り下げ質問」になります。
「ここをもっと聞いてみたい」とか「この場合はどうなんだろう」っていうのは、イメージがついたあとの段階です。
つまり、ちゃんと説明するから掘り下げる下地が作れる、ってことです。
ESが通らなくて悩んでいるとか、自己PRを面接でいっても反応が悪いとかなら、それを振り返ってみてください。
また、そもそも題材の設定が必要になりますが、これは今までさんざんっぱら本などでも解説してきた人間性自己PRを参考にしてください。
あとは構成の問題もありますけれど、
最も伝えたい内容を設定する
↓
それをワード化する(書き出しの1文)
↓
解説(ワードがどういう意味か)
↓
具体例(経験から持ってくる)
↓
具体例を未来での活躍に置き換え(会社に入ったらどうなるか)
だいたいこんな感じにしてあげれば、意味はわかるはずです。
いろんなところで言っていますが、就活なんて、ほぼほぼ自己PRから派生しているもので決まります。
だから、根本を成すと思っていてください。
行き詰っているなら、基本に立ち返ることは大切です。
ではでは、無能でした^^
無能もがんばって生きて、いろいろと仕込みをしています。
どこかで良いご報告ができれば嬉しいです。
※寝る前に徒然なるままに書いたので「お前の文章がわかりにくいわ!」というツッコミは無しだぜ!お兄さんとの約束だ!