コミュ障が面接で強い理由
この前、会社の先輩が僕に
「かみ、なくなってるよ」
と言ってきて、僕はてっきり髪の毛のことを言われているのかと思って
な、なんて無礼な人だ!気にしているのに!
と憤慨していたら、コピー機の紙のことでした。
その勘違いがばれてめっちゃ笑われたんですけど、僕はちゃんと言ってやりましたよ。
「僕のA4も補充できます?」
ってね。
(死にたい)
無能です。
就活はほぼすべてが面接と考えても差し支えないと思っていますが、面接を苦手とする人は多くいます。
そんななかで僕は凡人面接戦略という面接に特化した凡人内定戦略をまとめた本を出したのですが、少し思うことがあったので、書きます。
面接はコミュ障のほうが向いている場合がある
ということです。
実際、「コミュ力」と呼ばれるものが重要であることは事実だと思うのですが(コミュ力を何と定義するかは長いので割愛)、もう少し重要なことがあります。
第3の目
です。
サードアイです。
(三つ目といえばやっぱり飛影ですよね……「ひえい」で変換したら、すぐ出てくるもんね……)
言い換えると、客観性です。
集団面接に行くとわかりますが、しゃべり方がめちゃくちゃおかしい人がいっぱいいるんですよ。
緊張しておかしくなっていることもあるでしょうが、やたら畏まっていたり、丁寧すぎたり、逆にノリノリ過ぎたり。
僕が見た中で印象深い人はいくつかいますが、
調子こいてる服屋の店員さん
みたいになっている人が何人かいました。
返事は「はぁ~い、そうですねぇ~」とか妙に間延びしていたり、
表現しにくいのですが、なぜか目を閉じがちにしゃべったり。喋りながら首をちょっとグリグリ動かしたり。
なぜか知らないですが、女性に多い印象です。
男ではめっちゃ前のめりに話して、暑苦しいというか、イメージ的に
顔が近い
感じでしゃべる人が多いです。
マトモな企業に内定する人で、明らかにウザさを感じるしゃべり方をする人はほとんどいないと思ってください。
ウザいと感じるしゃべり方も人それぞれになので、一概に「これがダメ」と言いきれないのが難しいのですが、指標にはなると思います。
話は戻って、コミュ障がなぜ面接で強いか。
コミュ障の種類のなかで特に、気を使いすぎ系、気にしすぎ系コミュ障が強いです。
なぜなら
自分の喋ったこと(言動)を後悔するクセ
がついているからです。
後悔で満ち満ちている日常を、今こそ正の方向に転化するときなのです。
就活全般、特に面接で大事なことは「実験と反省と修正」を繰り返すことだと、このブログを始めた初期から言い続けているんですが、
普段から反省していない人は就活でめっちゃ苦労します。
ハイスペックな人はしゃべり方うんぬん関係なく内定していくでしょうが、凡人~無能学生の間で「就活つらいよ~、ひ、ひ、ひっひ~ん」となる人は、ほぼほぼ
何をどうやって直せばいいかわからない
から、悩んでいるわけです。
普段、どんだけ生ぬるいコミュニケーションとってんだよ、と。
こちとら大学の知り合いと喋るだけでも、ともすれば後悔地獄だよ、と。
いかんいかん。
(世に対する)私怨がでてしまいました。
ですから、「あ、あれはダメやったな」と思えることは、その失敗から生み出した、その後の面接のすべてに使える糧なわけです。
しかも面接は時間も内容も制限されているコミュニケーションなので、日常会話とは違ってがっつり次回以降に響きます。
自分を注意深く観察して、後悔した部分を直せば、数を重ねるだけよくなります。
あとは、それこそ反復の練習だけが、内定まで自分を持っていってくれます。
(ぜひ凡人面接戦略にある面接単語カードなどを使ってください)
コミュ障以外の人も、できるだけ早い段階から
いま自分の喋っている内容、しゃべり方、態度、姿勢、目線、仕草、それらを相手がどう受け取っているか考えるクセをつけておくといいです。
良い部分も悪い部分も合わせて考えてみてください。
絶対に役に立ちます。
本番の面接は基本的に他人には見てもらえないのですから、自分で気付いて直すしかないことを忘れないでください。
もう一つ、コミュ障の人にむけて。
何度か似たようなこと言っていますが、
ペラペラとよく喋ることは加点にはなるでしょうが、採用を決定づけません。
だから、普段、友達との会話が得意なリア充は漏れなく面接を楽々突破するかというと、決してそうではないのです。
採用の決定打になるものは、あくまで話している内容と話し方(外面的要素を含む)から人事や面接官が感じ取る、それぞれの人間性です。
じっくり話すのが向いている人は、そうしたらいいです。
不安に思うことは何もありません。
ではでは、無能でした。
無能くんのLINEスタンプが、審査で引っかかりました。2回目です。

理由:宗教的
1回目で言えや!
ってネジハラさんが怒っています。
公開できたときは、なにとぞよろしくお願いいたします。