はじめに。(不安ですよね、就職活動は)
2010年度(2011年度卒)は就職氷河期と就活生から恐れられた2009年度を上回る就職難から、『超』就職氷河期と言われていました。
そのときの有効求人倍率は1.6倍でした。
2011年度の有効求人倍率、1.2倍。
エターナル・フォース・ブリザード!
絶対零度の氷河期がやってきたのです。
僕は
「あ、絶対死ぬな、これは」
と、思いました。
何故なら僕は『無能』であったからです。
英語はできません。単位を2回も落としました。
コネ?中流家庭の僕にそんなのを望むべくも無く。
文系。理系じゃない。
体育会系じゃない。とゆーかそもそもサークルすらしてない。
しかも推薦で大学入ってます。筆記試験もぜんぜんチンプンのカンプンです。
人と交流するのが特別うまいわけでもなく、課外活動(企業とかインターンとか)なんかもちろんやっていません。
見た目も良いわけじゃない。
始まった時点で僕の就職活動は詰んでいたのです。
僕が就職活動を始めたのは3回生の10月。
終わったのは5月中旬(現在)でした。
途中、東日本大震災があったのです。追い討ちでした。
しかし気づけば僕は3社の内定を手にしていました。
そしてさらにいくつか内定が貰えそうでしたが、最後の最後で辞退しました。
大学にいる知り合い(コミュ障なので友達はいないのです)は
「俺、理系だし」
「俺、体育会系だし」
「俺、高学歴で一般入試だし」
「私、留学してるし(帰国子女だし)」
「私、チョーかわいいし」
と、余裕をぶっこきまくっていましたが、これを書いている現時点で内定をもらっている子は多くありません。
まぁ、半分はひがみなんですけどね☆
羨ましいよ、リア充どもが!
就職活動は不安だと思います。
僕もとても不安でした。
途中、あまりに思い悩み過ぎて、新幹線のなかで急にめまいがし、
立ち上がったときにゲロを吐いて
ちょっと隣のおっさんにかけてしまった思い出はそう遠いものではありません。
でも、そんな僕でも就職活動を曲がりなりにも成功させました。
楽ではありませんでした。
しかしあなたが『無能』であるのはこれまで楽の道を優先してきたからです。
就職活動のときくらい、少し頑張ってみてください。
その一助になれれば幸いです。
当初、就職活動本を読み、セミナーに参加しまくった僕だから言えます。
『無能』な学生のために書かれた就職活動本はありません(あっても有効ではないです)。
セミナーもあくまで普遍的なことしか言いません(最悪、自己啓発みたいなちょっと宗教チック)。
これを読んだから内定が取れると断言はできませんが、上記のものから学び取るよりはよっぽど有効だと思います
。
がんばりましょう。前途は明るいですぞ。